内容説明
いつもげんきなだいぶつさまがせきをごほごほ、はなみずぐずぐずくるしそう。やくしにょらいさまがしんさつをして、ほとけさまみんなでだいぶつさまをかんびょうします。第9回リブロ絵本大賞受賞作シリーズ第3弾。
著者等紹介
苅田澄子[カンダスミコ]
1967年生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら童話作家の小沢正氏に師事
中川学[ナカガワガク]
1966年生まれ。浄土宗西山禅林寺派の僧侶にしてイラストレーター。幅広いスタンスでイラストレーションを描き、近年絵本制作にも力を入れている。TIS会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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がらくたどん
64
知ってます?秋には運動会がしたくなり夏にはお祭りで盛り上がりたくなる仏様達、無病息災に見えるけど実は具合悪くもなるみたい♪仏様専用の「なむなむびょういん」は今日も腹痛のお地蔵様やら火傷の御不動様で結構忙しそう。院長先生はもちろん薬師如来様。ナースは日光月光菩薩様なので、もう見るからに優しそう♪そんな病院に大慌てで駆け込んできたのは狛犬と獅子。なんと大仏様が「たおれたわん!」急患だ!それ急げ!風邪ひき大仏様相手に神様連それぞれの得意技で総出動。てんやわんやの治療が始まります♪読むと表紙の意味も分かるよ。2025/04/25
とよぽん
51
シリーズ3作目。中川学さんの絵は色彩、構図、描線の面白さが特長だ。大仏様をはじめ他の仏様、菩薩様、観音様たちがユーモラスに描かれている。大仏様の鼻水、くしゃみなど、スケールが大きい。仏教界を擬人化することで、読者の子どもたちは親しみをもって仏教に接することができると思う。2025/04/25
ganesha
7
お医者さまは薬師如来、看護師さんは日光月光菩薩、いつも光り輝いている大仏さまを看病する絵本。いろいろなほとけさまにいろいろな役割があって良い。見返しまでじっくりと読了。2025/05/15
しい
6
好きなシリーズ2025/04/10
遠い日
5
シリーズ3。中川学さんの絵を求めて。巻を追うごとに好きになっていきます。このたびは、大仏さまが風邪を引いて寝込んでしまいます。薬師先生の丁寧な診察とたくさんの仏さまのお見舞いで、なんとか乗り切ります。他にも、薬師先生の病院に駆け込んでくる患者たちのおもしろさといったら!ちょっとしげしげ覗き込んでみたいものです。2025/04/15
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