出版社内容情報
真夜中におだんごが食べたくなった、おとのさま。忍者をよんで、伝言します。伝言していくうちに、「だんご」が「りんご」に、「りんご」が「だるま」に……。果たして、おとのさまのところへだんごは届くでしょうか。伝言ゲームをテーマにしたユーモアたっぷりの絵本。
内容説明
まよなかにおだんごがたべたくなったおとのさま。にんじゃをよんででんごんします。でんごんしていくうちに、だんごがりんごに、りんごがだるまに…。おとのさまのところへだんごはとどくのでしょうか。
著者等紹介
おくはらゆめ[オクハラユメ]
1977年、兵庫県生まれ。『くさをはむ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、『シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる』(童心社)で日本絵本賞、『わたしといろんなねこ』(あかね書房)で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
26
新着棚で。絵の おくはらゆめさんに惹かれて。タイトルも韻を踏んであるが、お話も伝言ゲームのような言葉の遊びで楽しかった。殿がひとりめの忍者に頼んだのは「団子」。さあ、それがどうなる? 殿は団子を食べられるかな? はちゃめちゃなお話を おくはらさんの絵が盛り上げる~♪2024/07/07
Cinejazz
23
〝殿様が、真夜中に忍者を呼んで、言いました「今夜は、どうしても団子が食べたくて眠れない。忍者よ、わしに団子を持ってくるのじゃ。誰にも見つからんようにな」...忍者は「はは—っ❢」と言って、シュタタタタ―❢・・・〟忍者から忍者へと伝言していくうちに、「だんご」が「りんご」に、「りんご」が「だるま」へと変わっていく・・・。伝言ゲームをユーモアたっぷりに描かれた、見ても聞いても笑えるハッピ-エンド絵本。2025/01/09
ほんわか・かめ
20
伝言はうまく伝わらなかったけど、賑やかな結末に。お殿様は忍者が気を利かせたと思ったかな?〈2024/アリス館〉2024/07/22
ごへいもち
17
読友さん、ご紹介本。子どもたちに受けそう2024/10/22
こんぶ
11
伝言は間違って伝えらていく様子が面白い。この絵本も間違って伝えられていくんだけど、ちゃんととのさまの所望しただんごはあってより楽しい状況になってかえってくるのがほのぼのしてかわいいー!個性的な何人もの忍者がとのさまのために狸を背負ってシュタタっとお城に走っている姿が良いな。みんなで踊ってお月見をするのがほのぼのして素敵。 三年生に読み聞かせ。にんじゃきくんじゃでんごんじゃの題名から盛り上がる。2025/02/21