出版社内容情報
長い間使われておらず眠っていたポストに、困っている生きものたちが、お手紙を入れると…。ポストが目を覚まし、動き出します！
内容説明
いきものたちが、ポストにおてがみをいれると…うみへそらへ、そしてなんとうちゅうにも！？おてがみをとどけます！ハガキをおくると…ポストくんからおてがみがとどくよ！
著者等紹介
北川チハル［キタガワチハル］
愛知県生まれ。保育士を経て作家となる。『チコのまあにいちゃん』（岩崎書店）で児童文芸新人賞、『ふでばこから空』（文研出版）でひろすけ童話賞、児童ペン賞童話賞を受賞
小池アミイゴ［コイケアミイゴ］
群馬県生まれ。イラストレーター・画家。一般社団法人東京イラストレーターズ・ソサエティ理事長。『はるのひ』（徳間書店）で第２７回日本絵本賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
48
嵐に飛ばされたポスト。海に、森に、砂漠に飛ばされる。そこに住む動物たちの願いを込めた手紙を届け、次々とそれを叶えていく。素朴でシンプルな心温絵本♪2023/10/29
anne＠灯れ松明の火
17
読友さんご紹介。北川さんに惹かれて。長い間使われていなかったポスト。嵐で海へドボン。魚たちが手紙を入れると……。ポスト、大活躍！ やっぱり頼りにされることがうれしいんだね。困った人のため、今日もポストは、ぽすぽすと行く♪ 小池さんの絵も、ほんわかあったかい。「ぽすぽす」「ぽつん」など、「ポスト」との押韻も好き♪2023/11/03
遠い日
8
ずっと使われたことなく眠っていたポストが、本来の自分の仕事を思い出し、海へ、森へ、宇宙へと大切な手紙を届けに行きます。誰かに託された思いを、誰かに届けること。それで繋がることができ、次の局面へと拓けていく不思議。ポストはそうやって旅しながら、自分の安住の地を見つけたようです。小池アミイゴさんの絵が温かくて、美しい。2023/08/16
イカまりこ
5
長いこと使われていなかったポストが人間以外の生き物のお手紙を預かって配達していく。お手紙の形が生き物によって違うのが面白かった。鳥の手紙は木の実かしら？と思ったら、つぼみだった。なんだろう。つぼみの方が手紙っぽいって納得した。ポストの配達する音が楽しい絵本だった。2023/10/19
刹那
3
いいポスト！2023/07/29
