内容説明
1がつあたらしいおうちであたらしいいちねんのはじまり。2がつ3がつ4がつ みんなのいちねんどんなかな。みんなのいちねんみてみよう。
著者等紹介
たけうちちひろ[タケウチチヒロ]
絵本作家・切り絵作家。大阪府生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。切り紙をはじめとした工作本の執筆・監修を手掛けるほか、こども造形絵画教室の開講、保育園・幼稚園・小学校・障害者福祉事業所の工作指導など手がける傍ら、自らの作家活動にも励む。2015年、2016年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選後、日本、イタリア、フランス、ドイツ、韓国、中国、英語圏など世界各国で絵本を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
58
週末のお話し会(集団読み聞かせ用ではなく待機時間用)に。『みんなのいちにち』同様の低年齢児でも楽しめる探し絵絵本。12の月と春夏秋冬の街の姿から「何か」を探したり、その月の風物を見つけたり。前作もだが、年齢が上がったらそれなりに街の景色からちょっとした物語を自分で引き出して行けるところが良くできているな~と思う。『みんなのいちにち』と並べてみると「あ、おんなじ建物?」とか「この人、いたかも」という発見もあり、幼児さんからなんなら小学校中学年くらいまででも充分楽しめる現役期間が長い絵本だと思う。2023/03/29
ぶんこ
47
集合住宅から一戸建てに越した一家の一年。1月から12月までの年中行事が描かれていて楽しめました。切り絵独特の面白みがあって格別な絵本になっていました。毎月のお題の答えをメモ。最後に答え合わせをしたのですが、なんと1/3も間違っていました。トホホ。こうしてみると、日本は豊かな国だと嬉しくなり、年中行事を大事にしたいなと思いました。お花見、まだ桜は咲いていませんが、後少し。楽しみです。2025/03/23
みさどん
19
始めは「みんなのいちにち」のアパートからの引っ越し。家族が一軒家で過ごすと、確かに季節感は出しやすい。周りの景色も表せる。アパートの別の部屋の二人が結婚するなんて乙なもの。切り絵は、それに向かう作業場はほんとにちまちまして大変なんだ。それを想像する。2025/03/20
Mer
14
「みんなのいちにち」の続編、でいいのかな?手が込んでいて変わらず楽しいですね。メインのお家の両サイドにあるケーキ屋さんと果物屋さん、ちゃーんと季節に合わせたケーキや果物が登場しています!!様々な小さい部分にも着目して見ていると、言葉は少ないけれどそれ以上の情報が入ってくる作り方がすごい✨絵描きのお姉さんと音楽家のお兄さんがいつも一緒にいるなぁ…って思っていたら…!!2023/11/22
ほんわか・かめ
11
外国の街並みだと思ったら、日本でした。おせち料理や恵方巻き、お花見会場にはキッチンカー。鯉のぼり、お月見、ハロウィン。和室は登場せず、まるっと令和な1年間。2024/10/05