出版社内容情報
誕生までの10ヶ月って、どんな世界?胎児の成長を、果物の大きさになぞらえながら温かく見守っていきます。1ヶ月1見開きで、胎児の状態と母親の状態の両方を紹介。最後に詳しい解説も。生命の不思議にふれる美しい絵本です。
内容説明
うまれるまでの10か月って、どんな世界?あかちゃんの成長を、フルーツなどの重さになぞらえながら、いっしょに見まもりましょう。
著者等紹介
せきやゆうこ[セキヤユウコ]
京都府生まれ。京都市立芸術大学卒業。児童書出版社に勤務した後、フリーランスの編集者として活動中。写真絵本の取材をきっかけに「ノンフィクションは物語だ!」と感じ、その後は、パンの缶詰、移動プラネタリウム、林業など、心惹かれるものをテーマにした本を手がける。本書がデビュー作
嶽まいこ[ダケマイコ]
石川県生まれ。金沢美術工芸大学卒業。イラストレーターとして書籍装画、広告、パッケージなどを手がけるほか、個展で作品を発表。2015年に『なんてことないふつうの夜に』(祥伝社)で漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
源
22
表紙を見て素晴らしい本だと予感がしました。予想通りの、宝物のような絵本。生命の誕生の描写がシンプルでわかりやすくその上美しいからきっとこれからも永く愛される絵本。2022.11.302023/02/18
ヒラP@ehon.gohon
21
命が生まれ、赤ちゃんとなって誕生するまで、母親の胎内では何が起きているのだろう。 胎児の大きさを果実になぞらえて、胎児のいる空間をとても神聖な空間として、さわやかに描いていて、その尊さを実感できる絵本です。 命の大切さ、自分の大切さを感じました。2023/02/04
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。胎児の成長を、温かい絵で、丁寧に、優しく説明。1ヶ月1見開きで、胎児の状態と母親の状態の両方を紹介し、最後に詳しい解説も。生命の不思議さ、大切さ、愛おしさを感じる。不思議な表紙だと思ったが、読み終えると、そういうことかとわかる。娘に聞いてみたら、「今、キャベツとカボチャの間ぐらい」とのこと♪2023/02/28
anne@灯れ松明の火
18
おはなし会で紹介したところ、ひとりのお母さんが食いついた! 2歳の子には難しい話だけど、そのお母さんは読んであげていた。お子さんも、にこにこと、時々 質問もしながら聞いていた。「こぅくん、お母さんのお腹の中にいた時、こんなだったんだよ」親も子も、幸せそうだった。2023/02/28
anne@灯れ松明の火
16
友達の娘さんへの出産祝い。お母さん向けの一冊。誕生までの10ヶ月を、果物の大きさになぞらえているのが、イメージしやすく、また明るく楽しい印象を与える。お子さんが大きくなった時、親子で眺めてもらえればいいなと思う。2023/06/23