内容説明
だいじな、だいじな卵をまもる海のおとうさん、おかあさん。卵のそばでおせわしたり、見つからないようにかくしたり、あかちゃんが生まれてくるまでがんばります。卵をまもる海の生きものたちのいっしょうけんめいなすがたを知ってほしいな。
著者等紹介
高久至[タカクイタル]
1982年横浜生まれ。東京農業大学卒業。水中写真家。小さなころから海が大好きでした。高校生のころには素潜りや釣りに夢中になって、大学でダイビングと出会いました。2009年から屋久島でくらしはじめ、仕事でも休日でも関係なく海に潜っています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
67
かんちくさんと水中写真家の高久さんの『かくれているよ~ 』に続く「海のなか」第2弾。大事な卵に新鮮な水を送ったり、卵を食べられないように見張りをしたり、いっそ口に入れて守ってしまえ。魚のお父さんたちのガンバル姿はカッコいいぞ♪お腹に一杯卵を抱えたり、危ない時は赤ちゃんを体中に吸いつけたり、ご飯も食べずに赤ちゃんの世話をして見送ると同時に死んでしまったり。お母さんのガンバル姿は素敵すぎるぞ♪生まれたての弱っちい小さな体で、自分の力を頼りに大きな海に旅立っていく。生まれたみんなのガンバル姿は輝いてるぞ!!2023/02/16
あっか
59
今年2023年の読書感想文・小学1〜2年生の課題図書。次男が選んだのがこちら^^もう、海の生き物の赤ちゃん達が可愛くてたまらない!アンコウやハコフグの赤ちゃんが特に可愛いし、タツノオトシゴの親子にも癒される〜。写真が鮮明で美しいので読んでいて(見ていて)ワクワクします。子ども達がんばれー!という気持ちにもなり親も楽しめる1冊。ストーリー形式じゃないので読書感想文は書きにくそう…?と思ってたけど、そうでもなさそう!2023/06/29
たまきら
46
お魚の場合、おとうさんが子育てを担当することが多い。そのことを様々な海の生物を紹介しながらわからせてくれる楽しい写真絵本です。動物好きにも楽しいし、お父さんとこどもでほっこり読むのもいいだろうなあ。…おかあさんがおとうさんに与えてもいいかも…( ̄ー ̄)ニヤリ。娘さんには大受けでした。やっぱりタツノオトシゴが面白かったみたい。2022/10/02
Totsuka Yoshihide
34
高久至氏写真,かんちくたかこ氏文。2023年青少年読書感想文全国コンクール低学年課題図書。ページをめくる度に発見のある綺麗な写真が掲載されていました。魚たちの卵の色々な姿が観察できました。「まもる」「かくす」「口の中にくわえる」「おなかでまもる」「お母さんといっしょ」「ぷかぷか卵」。不思議や発見がいっぱいの本でした。2023/06/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
26
写真絵本。海の中で生まれてくる魚たちの紹介。殆どの海の魚の子育てはお父さんが担当。何百と生まれる新しい命が大人になれるのはほんの少数。生き残りをかけてたくましく生きています。【第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書】低学年2022/09/12
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