内容説明
くま、うさぎ、さるが、おこったり、はずかしがったり、うれしくなったり…いろいろなきもちをわけあいます。7色の気持ちを伝える、7つのお話。
著者等紹介
真珠まりこ[シンジュマリコ]
兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業後、大阪とニューヨークのデザイン学校にて絵本制作を学ぶ。『もったいないばあさん』(講談社)で第3回ようちえん絵本大賞、および、シリーズ4作品でけんぶち絵本の里大賞とびばからす賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
20
絵本「なないろどうわ」は大好きな作品♪ 「読み物の形になって新登場」とのこと。絵本を手元に置いて、一緒にページをめくっていった。 内容は絵本と同じだったが、縦書きになったことで、「よみもの・童話」の雰囲気が一気に高まった。もともと、絵本には珍しい短編連作形式で、童話の方が合っていると思っていたので、とてもいい。 くま、うさぎ、さるの3匹による、7つの色にまつわる話。どの色にも、それぞれの魅力がある。3匹にもそれぞれの良さがある。「みんなちがって みんないい」そんな言葉を思い出す。#NetGalleyJP2021/09/17
遠い日
8
絵本『なないろどうわ』から『よみもの なないろどうわ』へ。絵本とテキストは同じですが、こちらは縦書きになって「本」らしい体裁。イラストの構成はページ数の関係か少々違っています。七色の色を通して感じるもの、子どもたちと意見を出し合ってみたりできそうです。#NetGalleyJP2021/09/17
spatz
7
刊行日 2021/09/17 アリス館 読み物のかたちなって・・という紹介がされているので、読み物でないバージョンがあったのか、と思う。絵本の形ですでに世に出たものがあったのですね。そしてそして、そうか、もったいないばあさん、を描かれたあの方のものなのだ、と説明を読んで気づきました。気づくのが遅くて、とはあまり思わないことにします。それは、いろいろな物語を、たくさんの表現方法でつくりだされているのだと。 いくつかのいろとともに展開される物語。仕掛けは一番最後でわかります。 #NetGalleyJP 2021/10/10