内容説明
野で、山で、いつもの散歩道でふと目があった生きものたち。ときには気まずいこともあるけれど、ハッとして、ドキッ!なにかが通じた(気がする)。心躍る瞬間をのびやかに描く木版画家の原点となる絵本。
著者等紹介
たけがみたえ[タケガミタエ]
1986年東京都生まれ。和光大学表現学部芸術学科卒業。2017年『マンボウひまな日』(絵本館)で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
77
すごく表紙の絵がインパクトがあって図書館で借りた本。木版画の絵本。筆者は長野で牛に囲まれた衝撃をきっかけにこの絵本を長年取り組んできた。迫力すごい。みたらで動物の遠め、みられたでどの動物なのかが分かる。親子で楽しみながら読める絵本。他の作品も読んでみたい2023/09/30
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
53
生き物を見ていたら、突然見られるって事は多いです。先日、ヤギに見られました。木版画がより一層、迫力のある感じを増していました。2021/05/22
ヒラP@ehon.gohon
37
歩いていると犬や猫と目が合い、見つめあう時があります。そんな時、相手は何を感じているのでしょうか。 この絵本、そんな風景を展開しています。 お互いに存在感を意識しあうとこんなイメージになるのでしょうか。 ひょっとしたら、相手の方が先にこちらを見ているのかも知れないし、見られるのが嫌で逃げてしまったりするのでしょうか。 シンプルだけど楽しめる絵本です。2021/03/12
たーちゃん
35
これは息子ばかうけでした。どの『見られた』と読む度に大笑いして私の腕にキャーと隠れていました。特に牛のページでは大ウケでした。2021/03/15
anne@灯れ松明の火
33
遠い方の新着棚で。放課後デイで読んだ。何とも言えないほどの大迫力! たけがみさん、すごすぎる~! 動物と目が合って、ドキッ! 画面からはみだすほどの強烈さ。華やかな色彩で、四季の美しさも感じさせる。読み終わってから、前と後ろの見返しを照らし合わせるのも楽しい。2021/02/17