出版社内容情報
東日本大震災で、わが子3人を失った夫妻。生きる望みを失いかけたふたりを支えたのは、木工遊具「虹の架け橋」だった。人が悲しみに直面しながらも生きていく姿を描く、著者渾身のノンフィクション。
内容説明
東日本大震災で、わが子3人を失った、遠藤さん夫妻。生きる望みを失いかけたふたりを支えたのは、木工遊具「虹の架け橋」だった。木工遊具の製作を通して、人が悲しみに直面しながらも生きていく姿を描く、著者渾身のノンフィクション。
目次
第1章 地震が起こる前(石巻から東京へ;木工所で働きたい;ふるさと石巻へ;明るい家庭)
第2章 津波にのまれて(わが家にもどれない;街が消えた;子どもをさがしに)
第3章 地震のあと(避難所のリーダー;あかずの部屋;テイラー文庫;チームわたほい)
第4章 虹の架け橋(虹の架け橋第一号;虹の架け橋第二号・第三号)
著者等紹介
漆原智良[ウルシバラトモヨシ]
1934年東京・浅草生まれ。児童文学作家、教育評論家。ドラマ「近くて遠い島」が一等入選、NHK放送記念祭賞受賞。『ぼくと戦争の物語』(フレーベル館)で第1回児童ペン大賞受賞。第45回児童文化功労賞受賞。日本児童文芸家協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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