出版社内容情報
誕生日の前日、かおりちゃんは『ひとりでおかいものけん』を作って、誕生日プレゼントにしてもらいます。それを持って、ひとりで本屋さんの中へ。自分の気に入った本を買えるでしょうか。子どもの初めてを応援する本!
内容説明
きょうは、わたしのおたんじょうび。「ひとりでおかいものけん」をもって、ほんやさんですきなほんをかうの。はじめてだけど、だいじょうぶかな…主人公のかおりちゃんに、やさしく、きちんと対応してくれる「しんせつ堂書店」の店員さんたち。子どもが、はじめて一人で、自分で考え、選んでお買い物をするお話。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年生まれ。徳島県在住。鳴門教育大学大学院修士課程修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長等を経て、現在、作家として児童文学を中心とする創作活動と講演活動を行なっている
ゆーちみえこ[ユーチミエコ]
東京生まれ。早稲田大学を卒業後、子どもの本の仕事を始める。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
169
多分No.3チョイス。これは~、だからどうした、って感じで、あまり好きではないかな。絵本を1人で買う必要性、あまり感じられない⋯。家族と色々いいながら、プレゼントされたきっかけで読んでみた、とかで全然いいと思う。2019/05/30
nakanaka
67
誕生日に自ら「一人でお買い物券」を作成し、親に手渡し誕生日にそれをプレゼントしてもらうというなんとも可愛らしいかおりちゃん。それを使って書店で絵本を買うことにしますが、いつも行き慣れた書店も一人で買い物となると大冒険になりました、という話。心が温かくなる良い絵本でした。2020/02/17
そうさん
17
5歳2ヶ月。1人で絵本を買いに行くことにチャレンジする女の子のお話。こっそり見ているおばあちゃんを発見して、子どもは喜んでいた。『おこだでませんように』がタイトルを微妙に変えて、本屋さんに並んでいたのも面白かった。2019/10/01
遠い日
13
本屋さんで本とふれあい、本をよく知った店員さんとふれあうことは、本好きをもっともっと本好きにさせる。図書館で借りるのももちろんだけれど、自分のお気に入りの本を持つことの意味。何度も味わう、何度も触ることで、本への愛着が一層増す。誕生日に、初めてひとりで絵本を買うことをしたかおりちゃんも、させたお家の人もえらい。どきどきの大冒険にも等しい、すてきなお誕生日の日のこと。2018/01/11
雨巫女。
12
《本屋》こんな方法で、自分の本を買ったら、いい思い出になれますね。2017/11/16