出版社内容情報
ダイオウグソクムシなどの深海生物から、身近でも知られていないふしぎな色形、生態の生き物を一日の流れで紹介。光る生き物だけを並べた「きらきらイリュージョン」、おもしろいすみかを並べた「深海のマイホーム」などのページも。
松橋利光/写真 なかのひろみ/文
4-5歳から
内容説明
深海の生物、植物みたいな動物…へんないきものずら~り!!
目次
へんないきものすいぞくかん
ダイオウグソクムシの1日
へんてこしょくぶつえん?
ウミサボテンの1日
にらめっこ?
海底のゆかいな星たち
オニヒトデの1日
やぁだーれだ?
オウムガイの1日
深海のマイホーム
シビれちゃう!魚たち
テヅルモヅルの1日
ウニウニ日記
こつこつどりょく
ヒモムシのなかまの1日
きらきらイリュージョン
「わんっ」「にゃー」のひみつ
てづるもづるタイムス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
42
へんないきものというだけで手に取ってしまう。松橋利光さんの写真は、爬虫類や両生類なども手がけていてあいかわらず素敵だ。紹介されているへんないきものたちは三重の鳥羽水族館にいるそうだ。実物をみてみたい。2015/10/25
かりさ
36
チビ息子と一緒に読みましたが、私のほうが夢中になってしまいました。へんないきもの代表?ダイオウグソクムシの生態が詳しく紹介されていまして、へぇぇぇ!なんと!そうだったのか!と楽しい驚き。海底のお星さまたちや、オウムガイ、不思議な生き物がユーモアに説明されていて飽きません。写真が美しく、眺めるたびになぜか癒され和むのです。大王さま(注・ダイオウグソクムシ)がとにかくいちいち可愛い。お借りしたものですが、これ是非とも手元に置きたい。飼育生物数日本一という鳥羽水族館。へんな生き物研究所からの素晴らしい本です。2015/08/30
おゆ
22
【3歳10ヶ月】飼育種数日本一の鳥羽水族館、そこの〈へんないきもの研究所〉がお送りする写真絵本。奇想天外な生き物たちは写真で見るだけでもおもしろいけれど、本書はさらに読み手を楽しませる工夫がちりばめられていて、繰り返し捲りたくなる。ダイオウグソクムシが持て囃された時は横目で見過ごしていたけれど、5年間も絶食し、食事や排泄がニュースになるその生態を知ると、途端に愛しさが湧いてくる。お気に入りはテヅルモヅル。口ずさみたくなる名前もいいし、レース編みや刺繍のモチーフにしたくなるその姿もたまらない。2018/07/03
あおい
21
ちょっと気持ち悪いのもいるけどユーモラスな解説を読んでると可愛く思えてきます。深海生物おもしろい。2015/11/15
ふじ
20
へんな生き物ばかりの水族館絵本。海の生き物は好きらしい息子、食いつきは良し。やっぱりダイオウグソクムシが気になるらしい。ダンゴムシに『ダイオウさま!』と呼ばれてるあたり、身近に感じるのか。ヒトデの口とか、オウムガイの赤ちゃんとか、イヌカエルネコカエルとか。大人も(が?)楽しい絵本でした。鳥羽水族館、行ってみたいなぁ〜。2016/09/17