内容説明
昆虫は、一年をとおして見ることができる小さな生きものです。早春、田んぼの土手には元気よく飛びまわるチョウ。夏の雑木林は、樹液を吸いに集まる昆虫たちの楽園。生きものたちがいないだろうと思う冬でさえ、春を待つ命に出会えます。昆虫を知ることは、かれらが食べる植物やくらす環境について、学ぶことにつながります。さあ、みなさんも身近な里山へでかけてみましょう。
著者等紹介
今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年滋賀県生まれ。写真家。大学卒業後独学で写真技術を学び、1980年よりフリーランスとなる。以後、琵琶湖をとりまくすべての自然と人との関わりをテーマに撮影する。一方、熱帯雨林から砂漠まで広く世界の辺境地の訪問を重ね、取材をつづけている。また、ハサミで自然の造形を鮮やかにきりとる切り紙作家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
18
息子は「早くカブトムシとか捕りたいなぁ」と言っていました。2023/04/30
遠い日
10
「生きものカレンダー」シリーズ2は、写真・文が今森光彦さん。寒い冬を抜けて、虫で季節を実感するのは、わたしはテントウムシかなぁ。草の上にテントウムシを見つけると、春が来たと感じる。そこだけぽっとスポットライトが当たっているような印象だ。そして、チョウが舞い始めると春そのもの。夏の虫はかっこいいし、秋の虫も鳴き声が楽しみ。カメムシには閉口しますがね。2020/01/01
鳩羽
0
内容も装丁もカレンダーを意識したシリーズ、今度は昆虫編。その月に見られるような昆虫の写真と説明が並んでいて、その季節にはどんな虫がいるのかなと概観するのにとても良い。今回は昆虫切り紙の型紙がついていて、実際に昆虫を捕まえなくても、その特徴を遊びながら捉えることができそう。2011/07/06
しい
0
最近昆虫ブームの息子に。2020/07/23