内容説明
ともだちになったのはあるけんかがはじまりだった…。おたがいちがっているからたのしい!ヘビとトカゲの友情物語15篇。2008年ニュージーランド・ポスト年間最優秀図書賞受賞作品。
著者等紹介
カウリー,ジョイ[カウリー,ジョイ][Cowley,Joy]
1936年、ニュージーランド生まれ。自分自身の幼いころの体験や四人の子育ての経験から、子どものための作品を創作し続けている。国内外で数多くの賞を受賞しているが、『ヘビとトカゲ きょうからともだち』は2008年ニュージーランド・ポスト年間最優秀図書賞を受賞
ビショップ,ガヴィン[ビショップ,ガヴィン][Bishop,Gavin]
1946年、ニュージーランド生まれ。高校、大学で美術の教師をしながら、絵本の魅力にとりつかれて数多くの作品を創作、世界中で発表している。1984年に野間国際絵本原画コンクリールグランプリを受賞したほか、国内外で多くの賞を受賞
もりうちすみこ[モリウチスミコ]
福岡県久留米市生まれ。訳書「ホリス・ウッズの絵」が第52回産経児童出版文化賞に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chiaki
34
仲が悪いようで仲のいいヘビとトカゲ。1つ1つのおはなしが短く、ほぼ2匹の会話でおはなしが進んでいくので読みやすいんだけど…なんてシュールなんだ!笑 2匹が人生最大の後悔を語り合う『ひみつ』は特に!!最終話『かいぶつどもの川』、スカンクは本当に無事だったんだよね!?あぁ…無事を祈ります。このブラックユーモアの味わいが分かる子がいたら、なかなかな読書家さんだと思うな~。ジワる面白さです。2020/10/11
杏子
16
ヘビとトカゲ。なかなかブラックなともだち関係。この本を去年、入れたけど誰にも借りられていないみたい。少し読んでみせたらよいんだろうか? Y先生のようには紹介はできないけれど。2018/06/30
サラサラココ
4
小2、タイトルから、読むことを即決した本。2020/08/11
まりこ
4
へびととかげ、面白い組み合わせ。「きょうからともだち」という平和なタイトルだが、なかなかシュールだ。口げんかから始まった2匹の友情。どこかちぐはぐだけど、お互いに大好きなことは確かなよう。このブラックユーモアに気づけるのは、小学校高学年からか。2013/12/17
dumpty
4
ヘビとトカゲ、同じ爬虫類でも体型が違えば食べ物の好みも違う。仲がいいのか悪いのか・・・。仲のいい恋人同士の痴話げんかみたいだったり、じいさんとばあさんのピントの外れた会話だったり、ニヤニヤしながら読みました。小学1年で読めるくらいの漢字しか使われていませんが、この面白さがわかるのはもう少し大きな子でしょうね。2011/08/03
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