内容説明
森に、３人のおばけがすんでいます。冒険好きな黒おばけ。読書好きな白おばけ。絵が好きな青おばけ。ふうわり、暮らす楽しさを描いた物語。
著者等紹介
やえがしなおこ［ヤエガシナオコ］
大阪府に生まれる。岩手県在住。「雪の林」（ポプラ社）で、２００５年第一五回椋鳩十児童文学賞、２００５年第二三回新美南吉児童文学賞受賞。同人誌「びわの実ノート」（松谷みよ子責任編集）童話教室に学ぶ。２７号から３３号終刊まで、同誌同人。独特の作品世界が高く評価される
大野舞［オオノマイ］
神奈川県に生まれる。イラストレーター。大学卒業後、株式会社マッキャンエリクソン入社。戦略プランナーを経て、２００６年イラストレーターとして独立。アラスカへの留学や世界一周など、様々な旅の経験から生まれる作品は物語性と空想性に富み、現在は旅する絵描き「デナリ」として書籍や雑誌、広告などの分野を中心に幅広く活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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うしこ＠灯れ松明の火（文庫フリークさんに賛同）
53
ザグドガ森と呼ばれる森に３人のおばけが住んでいました。一人は冒険好きな黒おばけ、もう一人は読書好きの白おばけ。そして絵が好きな青おばけ。彼らは３人仲良く好きなことをして暮らしていましたが・・。人を見かけで判断してはダメだよ、というのを分かりやすく描いたお話でした。これからはもっと楽しく暮らしていけそうですね。来年のお祭りが楽しみですね♪★★★2013/06/14
千尋
17
挿絵に惹かれて図書館で借りてきた本＊ザグドガ森に住む3人（？）のおばけたちの優しくて温かい物語＊3人のおばけたちはザグドガ森の向かいにあるカンクラ山に住んでいる「赤ひげ王」が飼っている大きな二匹の犬が苦手でした・・そこでソーセージを作って犬を手なずけようとしますが・・＊＊この本を読んで、外見や噂などで人を判断してはいけないという大切なメッセージがこめられているような気がしました＊＊また綺麗な鉱物がお話に出てくるので、石が好きな方にちょっとおすすめです（＾－＾）＊2013/03/19
遠い日
6
ザグドガ森に住む三人（？）のおばけたちの、暮らし。どことなく可笑しみをおびて、日々は過ぎる。おばけにも寿命があるって！？そんなアンビバレンツな勘違いやら、山に住む赤ひげ王との関わりやらが楽しい物語。大野舞さんのポップな挿絵も、楽しい。2012/11/10
