内容説明
ぼくがかわらでひるねをしていると、楽しいともだちがやってくる。カワセミ、サギ、ミサゴといった野鳥たちだ。しずかなきもちであたりを見回せば…きみもきっと、鳥と出会えるさ。カメラマン・松橋利光のほんわか絵にっきパート3。たくさんのいきものが、ぼくらといっしょに生きている。うれしいな。
著者等紹介
松橋利光[マツハシトシミツ]
1969年、神奈川県生まれ。水族館勤務ののち、フリーのカメラマンとして活躍中。両生類や爬虫類、水辺の生物、昆虫などを中心に撮影している
こばようこ[コバヨウコ]
1972年、東京都生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。絵本や幼児雑誌などの作画で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
18
ぼくはよく、かわらへ行ってひるねをする。ねむいから…だけじゃないよ。いろいろな鳥が会いにきてくれるからなんだ。■これ いいなぁ♪ 絵と鳥写真で,野鳥観察のコツを紹介したコラム風のんびりお散歩絵本です。生き物の写真家さんが、生き物と仲良くなるコツを教えてくれるよ。スズメの仲間とオウムの仲間の明快な比較ページもたのしい♡ ■そうがんきょうなんて もってなくても、だいじょうぶ。だって、たくさんの鳥たちが、ぼくらのまわりで いっしょに生きているんだから■ラストは満開の桜の下でお昼寝。あーシアワセ。(2009年)2017/04/11
いろ
15
【再読:初読は2014.8】「いきもの絵にっき」シリーズ,全部読みたい!と思っていた事をすっかり忘れてた^^; 絵と鳥写真で,野鳥の観察のコツを紹介したコラム風のんびりお散歩絵本。私も鳥好きの夫に出会って野鳥に気が行くようになって初めて,いつも身近に両手の数ほどの種類の野鳥がいると知り,驚いた経験がある。ぼんやり自然を見つめていれば,出会える命がたくさんある。酉年に因み再読したが,ラストは桜の木の下でお昼寝なので,桜が始まる頃に読むのもいいのかも。2年半前の息子は結構気に入っていたが,今回はまあまあ。2017/01/17
紅花
12
生き物を撮っているカメラマンの実体験?と思われるお話。鳥の魅力をしるための心得、感動。野鳥の会の私たちには、とても納得出来るし、鳥の写真も多くて楽しめた。2016/04/26
小夜風
12
【小学校】うちの庭にもよく鳥が飛んできますが、名前が判らないものばかり…。野鳥って何も森の中に出掛けなくても、意外と身近にいるのですよね。写真と絵が合わさった楽しい絵本です♪2014/11/10
いろ
8
前から気になっていたので,母(私)用に借りた。小さめ文字,やや長文,バードウォッチング系は以前借りた時あまり興味を示さなかったので,息子好きしないと思ったが,表紙の可愛さやタイトルに惹かれたのか,6歳男児「これ読む。」思いの外とても気に入り,何度も再読。おしゃべりするような自然なエッセイ風の文章は親しみやすく,漢字まじりだけどフリガナ付だから,小1は1人読みも充分に出来ていた。絵がさり気なく写真と調和していて,知識も押しつけがましくない所がいい。息子はラスト昼寝する「僕」のカメラをいじる小鳥の絵が好きv2014/08/21