内容説明
もりはしんとしずまりかえっている。でもみみをすませばほら―いのちのいきづかいがきこえてくる。さあ、よるがあけてきた。もりにあさもやがたちこめる。森林の写真絵本。
著者等紹介
小寺卓矢[コデラタクヤ]
1971年、神奈川県生まれ。写真家。日本大学農獣医学部卒業後、カナダ・アラスカへ渡る。帰国後に北海道へ移住し写真家として活動を開始。「自然と人といのちのつながり」をテーマに日本各地の森を撮影し、雑誌等に作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
96
《図書館》読み友さんの感想を読み、気になった本。我が家が森の中にあるので倒れた倒木も鹿も当たり前のように目にしていたのですが、森に芽吹くいのちって素敵だな〜って心が温かくなりました。2019/07/09
MI
88
すごくキレイなもりの写真があった。まるで自分も森に迷い込んだかのよう。また写真に添えられている文が語り口調で心地よい。倒木が腐り、土に返っていく頃、虫やキノコの栄養分になって、新しい命へと紡いでいく。2023/11/15
モリー
73
以前読んだ幸田文さんの「木」を思い起こしました。小寺卓矢さんは、「自然と人といのちのつながり」をテーマに写真を撮られているようです。言葉と写真の組み合わせでこそしっかり伝わることもあると思います。大切なメッセージが多くの届いてほしい。そう思いました。2021/01/16
yomineko@ヴィタリにゃん
72
読み友様からのご紹介本です📚森森森🌳🌳🌳日本の美しい森の様子がぎっしり。倒木だってただ倒れるだけじゃない!ちゃんと役に立っている。キノコが生えている様子がとても可愛らしい🍄🍄🍄森林浴をした様な爽やかな気持ちになる本です。2022/08/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
56
森の息吹を感じる写真の数々に、ページを開く度に見いってしまった。まるで森の中にいるような感覚に陥るほど。倒木して腐っても、他の生き物の命のゆりかごとなっている。とても癒された。この写真の場所は北海道の阿寒や東大雪の森。2021/06/29
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