内容説明
夕焼けを「きれい」と感じた心は大人になってからも必要なのかもしれません。右からよむと詩集左からみると絵本 あたらしい形のビジュアルブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
149
海沿いに育って、晴れた日は毎日のように夕焼けに向かって走っていた。吉村和敏さんはいう、きれいと感じた心は大人になってからも必要だと。はたして私は子供の頃に輝きを感じていただろうか。みえなくなるちきゅうのかたち、みえてくるうちゅうのかたち。夕をそう表現する達人。詩は伝えるため、想像を奇跡に変えるためにある。いちばんぼし、いままでとこにかくれていたの。最近は美しさを美しいままに感じる心を失っているのかもしれない。感性豊かな本を手にすると、そんな不安に襲われるときがある。昼間見えていたものが見えなくなるような。2026/05/04
青蓮
102
「あさ/朝」を読んだのでこちらも読んでみました。夕焼けは懐かしさと寂しさを連れてくる。そういえば、ちゃんと夕焼けを見たのはいつが最後だっただろう、とふと思う。吉村和敏さんの写真は涙が出る程とても美しい。こんな夕焼けを見たいと思う。「朝」も「夕」も毎日やってくる、何気ない日常のひとコマだけれど、それがどんなに平和で尊いものなのかを気付かされる。いつまでも夕焼けを「きれい」と感じる心を持ち続けたい。「みえなくなる ちきゅうのかたち みえてくる うちゅうのかたち」夕焼けは優しい夜の始まり。「夕暮」が好きです。2016/12/11
MI
95
夕焼けと谷川俊太郎の詩集。前回あさを読んでよかったので、読友さん推薦の本ゆう。ゆうは写真だけでなく、詩集もたくさん載っていてよかった。なかでも虹の写真で「空がお化粧してるお母さんみたい」や「あかりがきえるとゆめのえいががはじまるよ」がよかった。また詩を読んでみたい。2023/08/17
おくちゃん💎柳緑花紅
95
あさ/朝を読んだときに、ゆう/夕もあると知って早速。こちらも素晴らしい‼夕空にもたくさんの表情があり、そのどれもに息をのむ。添えられる詩が心の奥の奥に真っ直ぐ届く。読み終えて西の空を見るとまだ三時半過ぎなのに暮れる気配が。。。おひさま まってて もうちょっと あそんでいたいから。2015/12/06
☆よいこ
84
左から読むと写真絵本「ゆう」。右からひらくと詩集になった本。本の真ん中に奥付▽きらきらの光から長くなる影法師。去っていくおひさま「でも、せかいには、かえるうちもなく、まってくれるおかあさんもいない、こどもだっているんだ。そんなこどもたちも、ゆうやけのうつくしさを、よろこんでいるだろうか、あしたがくるのを、たのしみにしているだろうか」▽ある世界/空/夕立前/夕方/山荘だより/56/祈り/ふゆの ゆうぐれ/みち 2/夕暮/夏が終る/さようなら▽「祈り」ああ 傲慢すぎる ホモ・サピエンス 傲慢すぎる。2004年2024/11/19




