内容説明
「ミミズって鳴くの?」二年生くらいの男の子に質問されたのが始まりだった。親聞記者の著者は、まず自分の情報箱を調べてみた。インターネットで全国の知人にメールを送ってみた。図書館で調べたり、研究者を取材したり、飼育してみたり。そして、ついに…。調べるって、ホントにおもしろい。
目次
はじまりは疑うことから
情報箱をひっくりかえす
とにかく百人に聞いてみる
かたっぱしからミミズの本
専門家をたずねてみる
わが家でミミズを飼ってみる
鳴くためのしかけはどこに
ふたたび疑うみんなの常識
なんとミミズは鳴いていた
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
1953年、名古屋市で生まれる。新聞記者・プチ生物研究家。著書に、『ぼくは農家のファーブルだ』(岩崎書店 第46回青少年全国読書感想文コンクール課題図書)、『カブトエビの寒い夏』(農山漁村文化協会)、『とびだせ!にんじゃ虫』(文渓堂)、『カブトエビの飼育と観察』(さ・え・ら書房)、『蝉の森』(ぎょうせい)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あん
68
小4国語の教科書で紹介されている本です。「ミミズって鳴くの?」という 男の子の質問が事の発端。まず自分で蓄積した情報を調べる。アンケートを取る。インターネットや図書館で調べる。研究者を取材する。実際に飼育してみる。調べるというプロセスが分かり、調べることの面白さを学べる本です。結果、どうやらミミズは鳴くようですが、実際に鳴き声を聞くまで至らなかったため、不完全燃焼でした。どなたか、私にミミズの鳴き声を教えてください(笑)2015/01/31
Musica
0
新聞記者の著者は、色々な調べ方でミミズが鳴くか調べた。調べ方のお勉強。化学読み物とは少し違うような。2016/02/07
kiti
0
ありえないと決め付けるのではなく、調べる姿勢がいい。資料の整理の仕方やまとめ方とか、大いに参考になる。結論は結局かかれていなかったが、鳴くんだろうな、と思った。2014/04/08
kokotwin
0
テーマがえって感じだったから、どうかなぁって思って読み始めたのですが、予想に反して、どんどん読み進められた感じ。普段気にも留めていなかったミミズのこと、本当はどうなんだろうって、さきがきになった。2014/03/27
DBII け
0
このシリーズ好きです! 2012/07/17