内容説明
いま、多くの先生たちが、子どもを一方的に支配し管理する側ではなく、「子どもの側」に立つ教育をしたいと願いながらも、さまざまな困難にぶつかって悩んでいます。本書では、厳しい状況の中でも、「子どもの側」に立つ教師でありつづけるためには、こういうことが大切ではないかと気づいたいくつかの点について書いてみようと思います。
目次
序章 「子どもの側に立つ教師」とは
2章 子どもを「発達の主体」としてみる
3章 形をととのえるより、内面を育てること
4章 積極的に「成長の芽」をみつけていく
5章 「子どもへの共感」ということ
6章 民主的で「自治能力」のある学級を育てる
7章 苦しいときほど自治活動を大切に
8章 授業の中での教師の指導とは何だろうか
9章 自立し、主体的に生きる教師であるために
補章 「学校づくり」の課題



