出版社内容情報
給食や家庭で食べている魚や肉は、生きていたものだということを考えたことがありますか?スーパーマーケットから買ってきた切り身の魚や肉が、もとはどんな形をしていたか、知っていますか?
この本では、それぞれの部位や特徴、産地や料理法などを、切り身の状態から知ることができます。各地方の給食に出てくる切り身も紹介。
目次
1 魚―切り身ともとの形(サケ;ブリ;タラ;カツオ;カレイ ほか)
2 肉―切り身ともとの形(とり肉;ぶた肉;牛肉;その他の肉)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じじちょん
6
調理前の切り身の状態はスーパーで見たことあるけど、その前はどういう姿をしているか…なんて大人でも分からないことが多い。食用の魚や動物の種類が意外と多く載っていた。各地のご当地給食も紹介されていて楽しかった。和歌山のクジラ、沖縄ってヤギ食べるもんなぁ~。2023/12/30
そうさん
5
凄い本だなと思った。こういった内容は子どもは勿論、大人でも読んで面白いと思う。肉はわかりやすいけれども、魚の切り身になると、あれっと思うこともあるので、勉強になる。2025/03/08
もちこ
5
一般的な魚図鑑や動物図鑑とは違った切り口で説明されていて面白かった。 お店で売られた切り身状態は知っているけれど、生きている時の姿と比べてみる機会は意外とない。 大人である私も、食べるのが好きなタラの、存命中のお顔を存じ上げなかったです(ごめんなさい!) 生物たちの生態も、「食べること前提」の観点で説明されていて新鮮だった。 (脂肪分が多いとか、含まれている栄養素のこととか) 写真も多数あり、特にグロテスクな写真はないので、お子様でも安心して読める。 食育にぴったりの図鑑。2023/12/14
ganesha
3
日本の子どもたちに馴染みのある魚と肉を、切り身と元の姿の写真でわかりやすくまとめた大判の図鑑。サワラがあんなに長いなんて知らなかった。クジラの解体に衝撃を受けつつ読了。2024/05/01
たくさん
3
別に給食だけに限らない。みんながお家でもよく食べている魚。切り身になっているものと全体のものとの対比だったり料理の種類など、日常ともともとのものをリンクさせて覚えられる。肉って当たり前のようにいただいているけれど、 どの部分とか、生々しすぎるけれど、ありがたさを感じるためにはだいじなところ例えば将来食にかかわる仕事をしたいとか、誰か知っている人が料理人とか、身近にもこういう知識があるか否かで日常の生活会話の幅も出る。有用に楽しく生きるために触れてほしい知識ですね。#NetGalleyJP2023/12/12