出版社内容情報
子どもたちが文字を発見する魔法の瞬間は、「この字何て読むの?」とたずねたとき。不思議と喜びに満ちた文字の読み始めの第一歩を…子どもたちが文字を発見する魔法の瞬間は、「この字何て読むの?」とたずねたとき。不思議と喜びに満ちた文字の読み始めの第一歩を、いきいきとあたたかく描いた絵本。
今村 葦子[イマムラ アシコ]
平澤 朋子[ヒラサワ トモコ]
内容説明
「お」は、おひさまの「お」。「は」は、はるかぜの「は」。さて、「よ」は…。はじめて文字を読むよろこびをあたたかく描いた絵本。
著者等紹介
いまむらあしこ[イマムラアシコ]
今村葦子。1947年、熊本県に生まれる。『ふたつの家のちえ子』(評論社)で、野間児童文芸推奨作品賞、坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。同作品および『良夫とかな子』『あほうどり』(ともに評論社)で路傍の石幼少年文学賞、『かがりちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞、『ぶな森のキッキ』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』(理論社)によりひろすけ童話賞を受賞
ひらさわともこ[ヒラサワトモコ]
平澤朋子。1982年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
19
南の隣市の新着棚で。気になっていた本に出会えてラッキー♪ ゆっくりと追っかけ中の今村さんの新作♪ 文字を覚え始めたころのワクワク感が伝わってくる。そして、「なんてよむの?」と聞かれた家族の答え方がいいな。 絵は平澤 朋子さん。2016/10/28
サルビア
15
男の子にはまだ読めない字があって、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんに聞いて回ります。「この字、なんて読むの?」そうすると、みんなは、「これは、◯◯の、◯◯だよ。」と教えてくれます。字を習いたての子には楽しめると思います。お話会用に、呼びかけながら読んでみたいと思いました。 「これは、オムレツのオの字だよ。」と言って。2019/05/12
みー
9
これからもっともっと沢山の言葉との出会い♡2017/02/28
かち
8
文字を読む最初の一歩ってかんじでほのぼのしてます。一つ一つゆっくりと周りのオトナも見守っているところがいい。自分の字というのは特別だよね。2016/10/30
izw
6
2歳半の孫が、保育園に行ったとき先生に「おはよう」を言わないと聞いて、また、絵本のせりふをよく覚えて言うと聞いて、「おはよう」を気分よく言っている絵本がないかと、タイトルに「おはよう」を含む絵本を図書館で10数冊借りてきた。その中で、ぼくが一番気に入った絵本。かあさん、おじいさん、とうさん、おばあさんに、ひらがなを1文字ずつ教えてもらって、「お・は・よ・う」と絵本を読む子が描かれている。ちょうどひらがなを拾い読みするので、気に入ってくれないかなあ、と期待している。2025/07/09