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おいぼれミック

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  • サイズ B6判/ページ数 119p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784751527580
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

ガンコじじいVS善良なるインド系移民。イングランド中部の多文化都市レスターを舞台にくりひろげられる、涙と笑いの異文化交流物語。

著者等紹介

ライ,バリ[ライ,バリ] [Rai,Bali]
1971年イギリス、レスターで生まれる。インド系移民2世。デビュー作『インド式マリッジブルー』(東京創元社)で鮮烈なデビューを飾り、アンガス図書賞をはじめ8つの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

15
『Oslo』 https://www.oslo2021.com/ オスロ合意についての舞台鑑賞後、『アフマドくんの命のリレー』 https://bookmeter.com/books/4019463 に続き読みました。 インド系移民のハーヴェイくん一家は、イギリスの中でも半数以上が移民で占める町レスター。隣人のミック老人は一家に冷たく人種差別しますが、ハーヴェイくんと交流を持つことで関係性がよくなってきました…。2021/05/10

マツユキ

14
引っ越しを終えたインド系移民の一家でしたが、隣のおじいさんには歓迎されず…。差別的発言をしたりと、問題の多いおじいさんですが、一家の十五歳の少年はおじいさんのある表情に気づきます。差別発言するからって、根っからの悪い人というわけではなく、自業自得の部分はあるといえ、地域に一人取り残されるのも辛い。じゃあ手を差し伸べられるかというと、難しいと思うので、主人公一家の寛大さが素晴らしい。犬もグッジョブ。口の悪さも印象に残る、爽やかな一冊でした。2024/04/10

ぱせり

12
誰かに指摘されて自分の考え方を変えることは、本当に難しい、と思う。しかし、相手の(あるいは自分の)無理解がいったいどこからきたのか知れば、考え方以前のもっと深いところを理解することができれば、そうしたら何か別の視点が生まれるのではないか。差別、という一言で片付けてしまうことが、差別をより硬く固めてしまうのではないか、とも思った。 2016/10/07

jamko

9
イギリス・レクターに引っ越してきた善良なるシク教徒のシン一家。しかしお隣はとんでもなく人種差別主義者のじいさんでトラブルの連続。はいもう完全にグラン・トリノです。善良な視点とハッピーエンドからしてもまさに、YA版グラン・トリノとして好き!インド発ながらカーストを完全否定し誰もが皆平等、というシク教に少しお近づきになれたのもよかった。2016/09/06

timeturner

6
作者自身がイギリスに移住したシク教徒の二世だそうで、町のようすも人々の暮らしぶりもリアルに描かれている。ちょっとうまく行きすぎな感はあるけど、短くてさっと読め、ユーモアたっぷりの楽しい話なので、子供たちが異文化理解について考えるきっかけにぴったり。2015/10/20

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