内容説明
世界に一冊しかない『幻獣大全』をねらう赤毛の男。ナサニエルとフィルおばさんの行く先をことごとく先回りするこの不気味な男の正体とは…?そして、消えた『ジオグラフィカ』と、ナサニエルの両親の関係とは。
著者等紹介
ラフィーバース,R.L.[ラフィーバース,R.L.][LaFevers,R.L.]
アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。「シオドシア」シリーズなどの児童書のほかに、「Grave Mercy」など大人向けの作品もある
マーフィー,ケリー[マーフィー,ケリー][Murphy,Kelly]
アメリカ、マサチューセッツ州出身。ロードアイランド・スクール・オブ・デザインでイラストを学び、絵本、挿絵などの仕事多数
千葉茂樹[チバシゲキ]
北海道に生まれる。国際基督教大学を卒業後、児童図書編集者を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
7
またまた成長したね、ナサニエル。今回も危険な幻獣ワイバーンの棲む洞窟へ…! 侵入者を捕まえて、外へ出すためだったが。ワイバーンと人間との間にある誓約によって襲われないことはわかっていたが、それでもいろんな危険がいっぱい! 幼獣たちはちょっとユーモラス。ワイバーンはよくあるドラゴンというのとは違って、細長い胴体に翼が生えている感じ。ナサニエルも、段々、幻獣学者見習いに相応しくなってきて頼もしい限り。2013/09/08
しーまま
6
ナサニエルの成長ぶりが素晴らしい!グリーズルも大活躍!ワイバーンの赤ちゃんの「とうちゃん」にやられました。2013/10/24
TERu☆
4
突然の二つの冒険から戻ってみると、幻獣と出会う新たな冒険が。一族の秘密、両親の死の真相に触れそうになる。 次巻、最終巻の展開がとても気になる。2013/12/17
lovemys
3
今回は、ナサニエルの成長を感じたストーリーでしたー。そして、謎の男の正体がついに…!!お決まりですが、本当に悪いヤツで…。ちょっと、色々な動機としては、弱い感じがするところもありますが、まぁ、児童書なので、分かりやすくていいのかな?今まで、人間でこんなに悪い人が出てくる物語を読んだことのない息子(小1)は、謎の男を本当に嫌っていました。今までの悪いヤツらと言うと、ゴブリンやらオークやら、イタズラな妖精やら妖怪やら…(笑)悪役が人間ってこともあり、ハラハラ度が増したようです(笑)次で最終巻!どうなるのかな~2013/12/25
ドラン3世
3
この短期間ですごい成長ぶりです、ナサニエル!ついに怪しい男と対面し、これから謎が明かされていくのだろうなと思うとワクワクします。今回もグレムリンは大活躍でしたし、ペットになれる日は近そうですね。2013/07/27