内容説明
ある雨の朝、ごきげんなカエルくんとふきげんなおじさんが出会いました。そして…。雨の日が楽しくなる絵本!
著者等紹介
アシュマン,リンダ[アシュマン,リンダ] [Ashman,Linda]
1960年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。ラトガース大学で経済を学んだ後、不動産のアナリストとして働く。その後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で都市計画の修士号を取得。高く評価されている絵本多数
ロビンソン,クリスチャン[ロビンソン,クリスチャン] [Robinson,Christian]
1986年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学んだ後、セサミストリートのワークショップとピクサー・アニメーション・スタジオで働く
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
東京芸術大学美術学部卒業。訳書に『どうぶつがすき』(2012年日本絵本賞翻訳絵本賞/あすなろ書房)、創作作品に『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(野間児童文芸賞/偕成社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古古古古古米そっくりおじさん・寺
54
この絵本もいいわぁ…。外国の絵本の良さは、生活感の違う国の風俗が、当たり前に織り込んである事である。絵の中の些細な調度や物質に、行ってみたいという願望を掻き立てられる事である。みんなはどうかは知らないが、私はそうである。路上の売店、カフェの風景。物質的豊かさは観賞に値する。カフェの中の白人黒人。日本には無い外国の普通。雨の降る日の頑固爺とヤンチャ坊主の遭遇。ヤンチャ坊主(表紙の子)は悪意の無い親切な子。彼のお陰で頑固爺の気持ちはすっかり解きほぐされる。ラストのページの頑固爺が可愛い。これもお薦めします。2016/06/14
keroppi
53
図書館にて。ムスッとしたおじさんと楽しいカエルくんの対比が面白い。何事も自分の気持ち次第で、つまらなくなったり、楽しくなったり。人生楽しく生きたいね。ケロッ🐸2019/07/06
バニラ風味
18
かえる帽子の純心な子どもが、かわいらしい。好奇心旺盛な子どもって、なんでも楽しく、遊びとして、とらえることができる。反対に、何事にもむすっとするおじさん。でも、ちょっとしたきっかけで、おじさんだって変わることができるんだ。子どもとおじさんが出会い、空気が変わったとき、心がふうわり温かくなりました。2019/06/02
メープル
16
絵が可愛くて借りてみたら、お話もとっても可愛かった。同じ雨でもご機嫌と不機嫌。心の持ち方ひとつで楽しめたり、イライラしてしまったりするんだろうなぁ。ご機嫌なカエルくんのおかげで不機嫌なおじさんもにっこり!カエルくんみたいに毎日楽しく過ごしたいなぁ。2021/07/12
カラスノエンドウ
16
同じ景色を眺めていても、心のあり方で印象が違って見えるんだなぁ…そんなことを最近考えていました。そして、たまたま手に取った1冊がこれ。絵本で哲学するのも面白いし、素直に読むのも楽しい☆ コラージュの絵とカエルくんがとても可愛いです。ケロッ♪2020/06/07
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