内容説明
数々の「おかあさん」の詩や、「ちいさい秋みつけた」などの童謡で知られるサトウハチロー。そのユーモアと郷愁あふれる詩の世界を味わってみましょう。
目次
風船
のどかなとき
おかあさんの匂い
母という字を書いてごらんなさい
おふくろがつめてくれた弁当は
うぐいすの卵はチョコレート
むかしの家の垣根には
しょうがやみょうがはきらいだよ
いつでもおかあさんはおかあさん
でんでん虫にも〔ほか〕
著者等紹介
萩原昌好[ハギワラマサヨシ]
1939年神奈川県に生まれる。東京教育大学、同大学院を卒業後、埼玉大学教授、十文字女子大学教授を経て、現在に至る。宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
サトウハチローさんは、わたしが初めて親しんだ詩人。『おかあさん』(確か、箱入り全3巻)を母が買ってくれた。お母さんへの極まった思いは、どんな人にも通じるもの。飾らないことばの力強さ。すこんと抜ける隠し事のない表現。まんま受け取れる安心感。2017/04/14
まちなみ
1
スニーカーで土を踏んで歩くときの気分がした。やさしくてなつかしい匂いのするうた。2018/02/24
よろこ
0
数々の「おかあさん」の詩や、「ちいさい秋みつけた」などの童謡で知られるサトウハチローのユーモアと郷愁あふれる詩の世界を味わう一冊。 ▷2014/07/30
ハメ・ドゥースト
0
★★☆ユーモアと郷愁あふれるサトウハチローの世界。「母という字を書いてごらんなさい」「おふくろがつめてくれた弁当は」「秋とボク」「白い白い木蓮が……」「パンジイは猫に似ている」「ことばはやさしく美しくひびきよくー」2013/12/30
K3
0
ちいさいあきみつけた いいね2023/06/19