文春文庫<br> 鬼平犯科帳〈9〉

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文春文庫
鬼平犯科帳〈9〉

  • 池波 正太郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167908379
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人気絶大なる時代小説のベスト&ロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、より読みやすい【決定版】で順次刊行中。



「何だ?」

「いえ……別に」

「何かいいかけてやめるということは、おもしろくもない」

「まあ、お気のむずかしいことを……」

「おれが、当ててみようか。いま、お前がいいかけたことを」

「およしあそばせ」

「年寄りくさいことを……と、そういいたかったのであろう、どうだ?」

「おそれいりましてございます」

「うふ、ふふ……」



冒頭の他愛もない平蔵と久栄の会話だが、この夫婦は実に自然に愛情表現をする。

そんな平蔵に少女の頃から密かな思いを寄せていた女密偵おまさ。

おまさへの、平蔵の粋なはからいとは。

密偵たちの関係が大きく動くシリーズ第9巻。



「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の7篇を収録。



巻末に、エッセイ「私の病歴 池波正太郎」を特別収録。

池波 正太郎[イケナミ ショウタロウ]

内容説明

女密偵・おまさと、かつては本格派の盗賊の首領であった大滝の五郎蔵。二人は平蔵の指示で一つ家に住み、盗賊の見張りを続けるが、その顛末は―(「鯉肝のお里」)。平蔵の愛犬となるクマとの出会いを描く名作(「本門寺暮雪」)ほか、「雨引の文五郎」「泥亀」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」の全七篇に、エッセイ一篇を特別収録。

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
大正12(1923)年、東京に生れる。昭和30(1955)年、東京都職員を退職し、作家活動に入る。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年5月3日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
このシリーズも何度目かですがやはり安定の面白さで三分の一を過ぎました。印象に残ったのは女密偵と男の密偵を夫婦にしたりあるいは剣友であった岸井の仲人をしたりと結構下世話な感じも出してくれています。また危うく切られそうになったところを犬が相手の足を噛んで救ってくれたことでその犬を家に連れて帰ったりと今回は盗賊を捕まえることよりも他の愉しみがありました。2023/06/18

優希

47
祝言があったり、愛犬との出会いがあったりと思わず微笑みたくなりました。2023/03/11

アリス

35
五郎蔵とおまさの結婚かぁ…。 最後が狐つきという浮世離れな話で終わったが、おたおたする男どもを尻目に久栄の肝のすわったことよ。さすが鬼平の妻女。2018/03/21

金吾

29
○パターン化していても毎回楽しめます。「本門寺暮雪」「白い粉」が良かったです。 2024/02/07

出世八五郎

25
何年振りだか久しぶりにシリーズを手に取ったが滅茶苦茶面白かった。感動のあまり3大シリーズにシビレル序列をつけた。1位長谷川平蔵2位藤枝梅安3位秋山小兵衛~シビレル。凄い奴の短編収録。2020/11/30

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