内容説明
ハツカネズミのすむネコイラン町にはチュウチュウ通りというすてきな通りがあります。その7番地にすむのは、車の修理屋さんのレトロ。夢の車サンダーバードを手に入れるため、チーズをためているレトロですが…。小学校1,2年生から楽しめる大人気の絵童話。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
オーストラリア・シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て、現在はフリーの翻訳家
たしろちさと[タシロチサト]
東京生まれ。大学で経済学を学んだ後、4年間の会社勤めを経て絵本の制作を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
17
シリーズ追っかけ中。第7弾。主人公は自動車修理工のレトロ。夢の車サンダーバードを手に入れるため、せっせと働くレトロ。ある日届いた手紙が縁で、とうとう車を持つことになるが、サンダーバードとは似ても似つかぬボロ車だった! さあ、レトロはどうする? 思いがけない中盤と心温まるラストににっこり♪ (児童書・絵本で寄付しましょう♪参加中)2014/06/14
junkty@灯れ松明の火
17
シリーズ7作目。ボロ車の「ヘンリー」を初めは悪く言っていたけど、最後は皆の仲間になって良かった。見た目や価格だけでは物の価値は決まりませんから…。2011/07/05
花林糖
13
(図書館本)ボロ車の「ヘンリー」が可愛くて一目惚れ。こんな車いいな。ラストがとても素敵でした。。2015/06/22
遠い日
12
チュウチュウ通り7番地に住むのは、車の修理屋のレトロ。レトロで美しいサンダーバードに憧れる。ところが、ひょんなことから欲しくもない古い黄色い車ヘンリーを譲り受けることになって、次々とやっかいな事件に巻き込まれる。謎が解けるまでのはらはらする事態にやきもき。それでも、チュウチュウ通りのみんなの絆はさらに深まり、ヘンリーの持ち主のおばあさんの身の上も安泰に。幸せを分け合うみんなの在り方がすばらしい。2015/07/01
のこ
9
車の修理屋さんのレトロは、いつか自分の車を買うのが夢。そんなレトロのもとへ、きれな気品ある手紙が届いて…。大事にしたものには大事にされる。ヘンリーはこれからも幸せに走るんだろうなぁ。2014/02/17