内容説明
お祝いの席で着る着物、子どもが着物を着るとき、浴衣で、着物入門、着物のTPO、美しく美こなすための所作、着くずれてしまったら、春夏秋冬の装い、季節の柄、おめでたい文様、染めものと織りもの、美しい日本の色、着物の歴史、着物の着方、帯の結び方いろいろ、着物のお手入れとたたみ方…etc.知っておきたい着物豆知識も充実。親子で楽しむ着物入門絵本。『「和」の行事えほん』に続くシリーズ第2弾。
著者等紹介
高野紀子[タカノノリコ]
東京都生まれ。現在、都内で絵画教室「小さな水彩塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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emi
57
イベントや和のお稽古に限らず、意外と着物の知識がないと困るなという場面があります。それは、時代小説や着物を扱う物語などを読むとき。絣?小紋?紬?染めと織りの違いって??…いちいち検索するのも違和感があり、わかりやすく簡単に解説している絵本で知ろうと手に取りました。思った以上に着物について、丁寧に書かれてます。何より絵がわかりやすい。五つ紋も知らない私には、とても勉強になりました。帯の結び方もたくさんあり、季節のかさね色目も解説されていて充実してます。鴇(とき)色があんな色だったなんて知らなかったなぁ。2016/05/05
はるぽん🐰道草中🐱
34
しばわんこの和のこころみたいに、かわいい動物たちが着物のあれこれを教えてくれるので 堅苦しくなくてほっこり(*^^*)こうして改めて見てみると(学んでみると)着物ってお洒落。季節ごとのよそおい、かさね色目〜古くから伝わる色の組み合わせを、季節の植物の名でよびあらわしたもの、とか 素敵だなぁ✨2018/03/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
20
『文様えほん』 https://bookmeter.com/books/12234571 を借りて、好きな着物の絵本も借りました。なかなか着る機会がありませんがやっぱり好きだわ。2022/05/03
ふじ
19
気になっていた本。しかし、児童書の情報量でさえ読後感じる「決まりごとの多さ」。庶民が普段着で着なくなり、ハレの日用になればなるほど仕方ないのだろうけど、それが余計に着物のへのハードルをあげているような…?趣きがあって素敵な文化とは思うんだけど。2021/12/23
まちこ
19
《図書館本》可愛い動物のイラストでした。思っていたよりも細かく詳しく書かれていて、それでもまだまだほんの端っこの話かもしれませんが家紋や古典柄の名前、歳時記的なことまで書いてありました。着方だけでなく虫干しや畳み方まで!これは大人にもいい絵本でした。2016/05/07