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天空の少年ニコロ
消えた龍王の謎―天空の少年ニコロ〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784751524169
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8397

内容説明

1700年代の中国、清朝。黒髪に黒い瞳の人びとの中にただひとりまぎれこんだニコロが出会ったのは、寡黙な女剣士微風、龍に育てられた少女女〓(か)、そして、龍もどきの男飛卿。しかし、龍を探す旅を阻むものが…。

著者等紹介

マイヤー,カイ[マイヤー,カイ][Meyer,Kai]
1969年、ドイツのリューベック生まれ。ボーフム大学で演劇、映像学を学んだ後、ジャーナリストとして数年働く。1993年、最初の作品を発表。1995年より、文筆に専念し、怪奇物や冒険物を多数執筆

遠山明子[トオヤマアキコ]
1956年生まれ。上智大学でドイツ文学を学ぶ。現在、大学でドイツ語、ドイツ文化を教えながら、ドイツ語圏の児童文学の翻訳紹介をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はら

2
カイマイヤー作品は舞台の情景が毎回面白い。人魚のいるヴェネチアに、サンゴの島とカリブに引き続いて、今回は天空の島に龍に中国。男女ペアの主人公にひょうきんものが付くいつものパターンで安心して読める。いつも序盤は個人的に読みづらい印象があるけれど、二巻から加速していくので期待。2017/07/09

菱沼

1
佐竹美保さんが絵を描くものはたいてい面白いはず、と思って読んだ。話は面白いと思った。原書を読む力がないのでよくわからないけれど、原文のせいか訳文のせいか、本格ファンタジーになりそうな物語がライトノベル程度の格調レベルになっている。(かなり偏見に満ちた感想だという自覚はある)会話に深みが足りなくて、描写は壮大なのに芝居の書き割りのような平板さを感じてしまった。でも、話は面白いのだけれど。2017/06/04

そら@真面目にダイエット中

1
出だしはあまり面白くないのですが、後半に進むにしたがって徐々に面白くなり、かなり続きの気になるラストです。が、どうやら一冊完結ではなく二巻に続くらしいですが、まだ二巻が発売されていないようなので、早く読みたい度が高まります。龍が大活躍するファンタジーかと思っていたのですが、この巻では出だし以降龍は語られる以外登場せずで、そこがちょっぴり残念でした。2011/04/08

saimoon

0
たぶんいつものカイ・マイヤー作品らしく、全部出てから一気読みの方がいいだろって風呂敷の広げ方じゃないかと思ったら、案の定でした。3作出てからにしてよかった。いつもながら舞台設定つか、とんでもない建造物が出てくるね。気のやり取りでの足枷が、しかも愛情だなんてちょっと薄っぺらくて残念。2013/02/25

ocean

0
荒唐無稽、講談や伝奇もののような世界が展開され、面白いけれどちょっと浅いかな、という印象。 清朝中国とルネッサンス期イタリアの取り合わせがユニーク。 一巻目でまだ謎は深まるばかり、標題の「消えた龍王の謎」も全然解明されませんが、二巻目以降が楽しみに感じられる作品です。2013/01/31

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