内容説明
エレニウムをめぐる戦いの火蓋は切られた。一方、海底へと向かったジョリーとムンクが目にしたものとは…?次第に明かされていく忌まわしい過去、そして衝撃の真実。海洋冒険シリーズ3部作、ついに完結。
著者等紹介
マイヤー,カイ[マイヤー,カイ][Meyer,Kai]
1969年、ドイツのリューベック生まれ。ボーフム大学で演劇、映像学を学んだ後、ジャーナリストとして数年働く。1993年、最初の作品を発表。1995年より、文筆に専念し、怪奇物や冒険物を多数執筆。ジョリーを主人公とする三部作はドイツでベストセラーになった
遠山明子[トオヤマアキコ]
1956年生まれ。上智大学でドイツ文学を学ぶ。現在、大学でドイツ語、ドイツ文化を教えながら、ドイツ語圏の児童文学の翻訳紹介をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あゆみ
8
★★★★☆ 図書館本。2018/01/30
はじめ
1
唐突な終わり!えー、そんなのってありですか?まあ、結果的に大団円で終わったので良いんですけどね!ムンクほど見ていてハラハラする登場人物も珍しいなぁ……。2015/02/18
saimoon
1
借りるのを忘れていてやっと読みました。この作家はいつも男女の恋愛が絡むと、どうもネガティブになるきらいがあってあんまり好きじゃないし、オチが何となく苦手な人ではあるのだけど、風呂敷は広く広げた割りに意外と安易な展開に「?」と思いつつ、もしかしたらこの作家はどうも「ちょっと特別な感じがして運命的な人間になってしまったけど、本当は何も出来ない人間」という所にこだわっているのかもしれないと思った。2009/06/11
ハルいろ
0
うーん。ワクワクが戻る事もなく、イライラがつのりました。三日後には忘れてしまいそうな物語でした。2016/08/07
さえ
0
これって、童話? そんな気もするし、人生の深淵をも、ちょっと覗かせる表現もあり、年代に関係なく楽しめる作品と、捉えました。2013/09/15