内容説明
たいへん、たいへん!魔女の子どもたちがやってきた。ハトもリスも大あわて。さて、きょうは、何がおこるやら…。
著者等紹介
ジョーンズ,アーシュラ[ジョーンズ,アーシュラ][Jones,Ursula]
ロンドン郊外に生まれて以来、各地を転々とする。子どものころは獣医になりたかったが、けっきょく女優となった。「子どものためのユニコーン・シアター」に参加してのち、作家としての活動もはじめる。子ども向けの芝居、読み物などを書きながら女優をつづけている。フランス在住
エイト,ラッセル[エイト,ラッセル][Ayto,Russell]
サセックス州チチェスター生まれ。オックスフォードシャーで育つ。在学中は生物と美術の両方に興味があり、卒業後、いちどオックスフォードにある病院に勤務していたが、その後大学で美術を学びなおす。一般書の挿画を経て児童書の画家となる
みはらいずみ[ミハライズミ]
1963年、宮崎県に生まれる。東京大学文学部卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
129
私はこのような絵が面白くて大好きです。かなりシュールな感じがあって楽しめます。もっとも子供にはどのように感じるかはわかりませんが。魔女の子どもたちがさまざまなものや人物を別のものに変えてしまって、どうしようもなくなりお母さん魔女を呼んで、ということで楽しめました。2015/11/23
ままこ
85
やんちゃな魔女の子どもたちが起こした奇妙なひと騒動。巻き込まれた者達は大迷惑。どうしたら元に戻れるのか!躍動感あふれる個性的な絵で描かれる、はちゃめちゃだけど愉快な絵本。表紙のポップなカエルも可愛いな。2018/10/30
みさどん
20
とっても楽しい絵本。魔女の子どもたちがやってきた!何かが起こると騒ぐ動物たちを尻目に、平凡な容姿の3人の子ども達。それをねらっての絵なのかな。きっと穏やかな優しい普通の子というオチかと思いきや、三人三様やらかしてくれる魔法がおもしろい。末っ子のオチがとてもおもしろくて、やってきた母魔女は、本当にそれらしく、かなり不気味な容姿。表紙のカエルは読んだらわかります。子どもには大うけでした。2016/05/14
二条ママ
17
4歳6ヶ月。図書館本。絵はとても面白い。かぜがある日だからか、みんなの髪の毛は横になってる。ハトもこれはハトなのって感じだけど、なんか楽しくてたまらない。お話も予想外ればかりで、愉快な絵本。ちびまじょの呪文に、娘は笑った。2015/09/25
遠い日
16
かけることしかできない魔法は困りもの。魔女の子どもたちの奔放な魔法の使い方に唖然。ラッセル・エイトの絵の魅力も見逃せない。カエルに王子様、お姫さまといった魔法の定番が登場するのに、にやり。ママ魔女が現れたときにはどきっとしたけれど、めでたく子どもたちのやりちらかした失敗を回収。家族の時間を楽しむ姿に、ほっこり。2015/12/21