出版社内容情報
かあさんとおばさんと、いとこのサムと、赤いカヌーで初めての川下りに出かけた“あたし”。たき火をして、岩の台所で料理をして、テントを張ってキャンプをして…。 魚釣りをしながら、カモにえさをやりながら、赤いカヌーは原っぱを、町のなかを、湖を、ぐんぐんぐんぐん下っていきます。 小学校低学年から
内容説明
赤いカヌーにのって、はじめての川くだりに出発!わくわくどきどきの3日間。さて、どんなことが待っているのかな?じょうずなテントのはり方や、野外でかんたんに作れるおいしい料理も紹介!楽しい川遊び入門絵本。
著者等紹介
ウィリアムズ,ベラ・B.[ウィリアムズ,ベラB.][Williams,Vera B.]
1927年、アメリカ・カリフォルニア生まれ。ニューヨークで育ち、ブラックマウンテン大学でグラフィックアートを学んだ後、1970年から8年間、カナダで暮らす。1975年にはじめての絵本を出版。1983年『かあさんのいす』(あかね書房)がコルデコット賞オナーブックに選出され、以降その家族を描いた絵本『ほんとにほんとにほしいもの』『うたいましょうおどりましょう』(ともに、あかね書房)など多くの絵本をてがける。そのあたたかさと友愛にあふれた絵本世界に多くの人が魅了されている
斎藤倫子[サイトウミチコ]
1954年、東京生まれ。国際基督教大学卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
47
子供の時にこんな素敵な冒険ができるなんて、お母さんとおばさんに拍手。 ライフジャケットにナイフ。 準備万端。 ロープの結わえ方やお料理、焚き火、テントの張り方等々、必要最小限の情報も入れながら、夢のあるお話。 私が子供で、この絵本に出会ったら、我慢できずに船に乗る手段を色々探したと思います。 絵も素敵で、結構細かく描かれているので、じっくりみました。 2015/11/14
mntmt
20
赤いカヌーにのって、川下り。三日間も!キャンプしながら。子どもにとって、素晴らしい体験だと思いました。2016/11/14
sui
17
読んでいる方もワクワクするような冒険絵本!お母さんとおばさん、私と従兄弟のサムでお金を出し合ってカヌーを買って、4人で3日間の大冒険!赤いカヌーに乗って、川で泳ぎ、テントを張って星空を眺める。時には雨に打たれ、虹を見て、釣りをする。この時間のことは、ずっとずっと忘れないんだろうな。夏にもう1度読みたい!2016/10/27
みさどん
16
売りに出されていたカヌーを買って、母さんとおばさんと友達と4人で川下りにのりだす僕。火おこし、たき火料理、川釣り、ロープ結び、キャンプ、寝袋、生き物観察などなど、たくさんの自然体験ができるのが素敵。欧米はこんな団欒を大切にするところがいい。こんな経験が実になるのだと思う。ほんっと羨ましい。2016/07/27
かわうそまん
16
息子が学校の図書室で借りて来た本。めっちゃアウトドアやのに絵本。めっちゃ絵本やのにアウトドア。キャンプしたり、天の川見たり、ダムに行きたくなった。っつうわけで、今日はダムを見に行こう(笑)2014/07/12