内容説明
サバイバルキットのつまったバックパックがいつも手放せない女の子ラッキー。彼女のアタマの中は、疑問や不安や心配ごとがいっぱい!でも、目下のいちばんの悩みとは…?2007年ニューベリー賞受賞作。
著者等紹介
パトロン,スーザン[パトロン,スーザン][Patron,Susan]
1948年、カリフォルニア州生まれ。図書館学を学んだ後、ロサンゼルス市立図書館に勤務し、児童サービスに従事。1990年頃より子どものための物語を書きはじめ、1993年刊行の“Maybe Yes,Maybe No,Maybe Maybe”は高い評価を得た。『ラッキー・トリンブルのサバイバルな毎日』でニューベリー賞を受賞。ロサンゼルスにある家と、東カリフォルニアの荒野にある小屋を拠点に、フランス人の夫と暮らしている
片岡しのぶ[カタオカシノブ]
和歌山生まれの岩手育ち。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳工房パディントン&コンパニイを夫と共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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aoko
5
血のつながりのない家族を描くものは多いけど、これはちょっとびっくり。10歳の少女ラッキーの不安な気持ちは切ないが、後見人のブリジットはいったいどいういう葛藤をへて決断したんだろうと思った。挿絵がすてき。2008/11/17
シエロ
3
両親がいない今、フランスからきたブリジットがいることが支えのラッキー。いつか帰ってしまうかしれないと、少し気を張り詰めながらブリジットと母親の電話ん盗み聞きする姿が愛らしかった。2021/08/14
atota
3
私はこの邦題はほんとに残念だとおもいます。彼女の生い立ちやロサンゼルスの片田舎での生活、子供特有の生き方を、サバイバルって決めつけている大人の乱暴さを感じます。お話はよかった。最後がとてもすてき。2011/05/17
星落秋風五丈原
2
悩める少女のハチャメチャな毎日!2007年ニューベリー賞受賞作。 2008/12/20
ようこ
2
子どもたちのいじらしさ、たくましさがたまらない一冊。結末には心が温かくなる。でもどうしてブリジットはこんなに優しくてできた人間なのかな?2009/01/02
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- 和書
- 沖縄の祖神アマミク