内容説明
こわいおばさんに捕まって身長20cmにされちゃった!?ぼくを誘拐したおばさんの自慢は、見事なドールハウス。人形をならべるだけではものたりなくなって、ほんものの子どもをさらってきては特殊な注射で体をちぢめ、そこへ住まわせているのだ!ぼくは同じように誘拐された子どもたちと協力して、脱走計画を練るが…こわいのになぜか笑える楽しい読み物。
著者等紹介
バンティング,イヴ[バンティング,イヴ][Bunting,Eve]
1928年、アイルランド生まれ。夫や子どもとともにアメリカへ移住したのち、1970年代はじめころから子ども向けの本の執筆を開始。これまでに書いた作品は100冊以上にものぼり、その多くが賞や推薦を受けている。カリフォルニア在住
瓜生知寿子[ウリウチズコ]
大阪外国語大学外国語学部インド・パキスタン語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あたびー
35
目が覚めると体が縮んじゃってドールハウスの中にいた。4人の子供たちと1匹の犬。犯人は亡夫の作ったドールハウスに人形ではなく生き物を入れたくなっちゃったぶっ壊れたオバチャン。抵抗し続けていたら、オバチャンがメンバーを入れ替えを言い出した。何とかしてここを逃げ出さないと!案外脱走劇は呆気なくて、気が抜けちゃう感じ。この後オバチャン含めみんながどうなったかも不明。このドールハウスは子供の身長が20cmと言う事は恐らく1/7程のスケールで、多くのドールハウス(1/12)より大きめです。電気水道完備。2023/09/14
こかげ*ゆるゆる
11
題名見ておもしろそう!と借りてきたら…こんなこわいコビトもの読んだことない(*_*;;キングのミザリーみたい。裏表紙に「楽しい作品」って書いてて、うそだろー!?と叫んだ(^^;)やー、小学校の図書室で、世界&日本の怖い話借りられまくってたの思い出すな;子どもは怖い話好き。これをこわい話と思うかはわかんないけど。一気読み率◎2014/01/16