内容説明
科学雑誌「ミッシング・リンク」に勤める若きジャーナリスト、アシュリーのもとに届いた1通の手紙。きわめて珍しい昆虫を所有しているという、その手紙の内容に好奇心をそそられた彼は、手紙の差出人の住む湖水地方へと、取材におもむく。しかし、そこで彼が出会ったものとは…。
著者等紹介
カーター,ディーン・ヴィンセント[カーター,ディーンヴィンセント][Carter,Dean Vincent]
1976年、イギリス生まれ。大学卒業後、ロンドンの出版社で郵便物の配布の仕事をしていた時、業界誌が届いたことを知らせる社内メールにジョークを書き添えて送ったことが編集者の目にとまり、『ガンジス・レッド、悪魔の手と呼ばれしもの』でデビュー
原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業。埼玉県在住。ヤングアダルト小説を中心に、英語圏の作品を意欲的に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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youyou88
12
科学雑誌に勤める編集者アシュリーのもとに一通の手紙が届く。 希少種の生物を飼っているその男は湖に浮かぶ島に住んでいるという。好奇心にかられたアシュリーは単独でその島へと向かう。 そこには巨大な蚊と、元は医者だというマザーという男が住んでいた。 いや~すげぇ~。なんちゅうかグロい。 そういうの苦手な人は読めないね。 追いつ追われつみたいなどきどきはらはら感は結構あったな。 詳しい感想はこちらで↓ https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12900763928.html2025/06/19
reeree
6
[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4751522086] 伝奇ホラー。 著者のデビュー作らしい。 ガンジス・レッドも怖いけど登場人物のうちの1人の怖さも負けてない。 伝説の怪物よりも気の狂った人間の方が怖さを実感しやすいからってのもあるかな。 イエメン・ヤンマは我が家に来てくれたら家族として大切にするから虫除けに来てほしいわー。 [続きを読む] 2015/01/16
まろんぐらっせ
2
最初からなんだか不気味で怖いお話でしたが、後半は蟲来襲みたくパニック小説っぽくなって非常におもしろかった。 2009/12/08
ときわ
0
mixiレビューUP2008/12/01
杏子
0
最初はアレだったけど、途中からは、ぐいぐい…でした。怖い場面もあったけど、怖いもの見たさで。エピローグで、またぁ?って感じ。 蚊なんて大嫌いだけど、身近な生物なだけにあんなのがいたら、ってゾッとしますね。2008/11/25