白いキリンを追って

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784751522059
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

思いもかけないことから、突然、ケープタウンの鳥獣保護区で暮らすことになった11歳の少女マーティーン。この動物たちの楽園には、だれもが口をとざす、不思議な白いキリンの伝説があった…。孤独な彼女はある夜、不思議な力に導かれて、禁じられた夜のサバンナへと足をふみいれる。少しずつ明かされていく、動物たちの「楽園」の謎。そして、マーティーン自身の出生の秘密…。神秘にみちたアフリカを舞台にした、ドラマチックな冒険サスペンス。

著者等紹介

セントジョン,ローレン[セントジョン,ローレン][St John,Lauren]
1966年に南部アフリカのローデシア(現在のジンバブウェ)で生まれ、16歳まで野生動物と接しながら農場で育つ。ジャーナリズムを勉強したのちロンドンに移り、「サンデータイムズ」の記者として活躍。スポーツ界と音楽界の人物について何冊かの伝記を書いたのち、最初の児童書である『白いキリンを追って』で脚光をあびる。先住アフリカ人と動物への尊敬と愛にあふれたこの冒険シリーズには、続編が2冊ある

さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの翻訳家ならびに玉川大学大学院講師。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

16
(図書館本)イギリスからケープタウンの鳥獣保護区で暮らすことになった11歳マーティーンの物語。設定など好みで一気読み。白いキリンが幻想的で美しい。(購入)2015/11/03

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

10
ある事情から南アフリカの鳥獣保護区にいる祖母の家で暮らすことになったマーティーン。そこには白いキリンの不思議な伝説がありましたが・・。新しい環境に戸惑いながらも、南アフリカという地に惹きこまれていく様子が丁寧に描かれています。ただ、読者である私が動物の名前をほとんど知らないので、せっかく野生動物がいる様子が描かれていても、その姿を想像することができなかったのが本当に残念。動物図鑑を片手に読んでみたいです。続編もあるようなので、そちらも読んでみたい。★★★2010/07/13

星落秋風五丈原

9
イギリスに住む少女マーティーン・アレンに、思いもよらぬ転機が訪れたのは11歳の誕生日のこと。夢にうなされて目が覚めたマーティーンは、家の様子がおかしいことに気付く。燃えているのだ! 無我夢中で窓から脱出は果たしたが、マーティーンの目に映ったのは想像を絶する光景だった。家は焼け落ち、両親の姿はどこにもない。神秘にみちたアフリカを舞台にした、ミステリアスな冒険物語。2008/04/12

timeturner

7
アフリカの美しい自然と野生動物を背景にした冒険物語というだけでなく、土地古来の信仰や伝説、密猟、人種差別、ソウェトでの貧困といった問題も盛り込まれていて、充実した読み心地。2018/06/05

のろのろまちこ

4
*アフリカで暮らしていた人の話によると、草原の描写がその通りで郷愁を誘うそうです。2017/08/26

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