出版社内容情報
村で一軒きりの雑貨屋さんには、山の住人もやってきます。木の精やカッパも登場するおだやかな山の日常を切りとった心温まる物語。 小学校低学年~中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
52
村のお店やさんと山の住人?たちとの、ホッコリとするお話。茂市さんの定番ともいえるお話ですが、今回も飽きる事なく楽しめました。雪の日の仕入れは大変ですが、こんなお店でのんびりと暮らしてみたくなります。お漬物も食べてみたいし、ロウソクにも興味津々。大らかなサクラさんがいいですね。2016/10/18
杏子
39
図書館で読了。少し飛ばし読みしていたかも? 勤務先の学校にもあるので、今度、子どもたちに勧めたい。マルハナ商店の春夏秋冬。ウサギの漬け物でご飯食べたい!2016/07/20
はるぽん🐰道草中🐱
36
トチノキ村にあるたった一軒の雑貨屋さん、花田サクラおばあちゃんの「マルハナ商店」のお話☆今ではすっかり見かけなくなってしまった〇〇商店と名のつく、なんでも揃ってる雑貨屋さん~ほのぼのとして、なつかしいふるさとのような絵(茂市さんの言葉より)とともに、幼かった頃を思い出し、ほっこりとなつかしい気分の読書時間を過ごせたことを嬉しく感じます。お気に入りは、ウサギさんの「木枯らし漬け」~これは絶対食べたいな、これでごはんが何杯もいけるな♪キツネさんのでこぼこした「えりまき」~あたたかさの秘密がよいなぁ(*^^*)2015/01/16
anne@灯れ松明の火
30
つるばら村シリーズを読了し、次は何を読もう?と考え、村シリーズ(勝手に命名)に決めた。トチノキ村の雑貨屋「マルハナ商店」の花田サクラさんというおばあさんが主人公。つるばら村より、和の雰囲気。不思議なお客様も動物だけでなく、カッパやテングもいる。彼らがお金の代わりに差し出すもの、みんな素敵! 絵は二俣英五郎さんの版画っぽい感じで、よく合っている。いつもながら、あとがきも味わい深い。2015/10/27
はなん
29
図書館)山のなかの一軒の雑貨屋さん。そこをやりくりするおばあさんと山の住人(?)とのほっこりとあたたかい交流の物語。つるばら村シリーズ以来の作品だけれど、なんともその景色や香り、包まれる雰囲気が自然に思い浮かべられて楽しんだ。ふと、父の実家の村を思い出したのは、作者さんとは違う所だけれど、田舎が山のなかだから、かな(笑)絵もまた、お話にぴったりで素敵でした。2015/04/19
-
- 電子書籍
- 金利ある世界(週刊エコノミストeboo…
-
- 和書
- 化学と薬学の教室 82