出版社内容情報
アメリカの絵本作家ビル・ピートのイラスト入り自伝。落ちこぼれ少年からディズニープロへ、ディズニーと大喧嘩して絵本作家に。 中学生~一般
内容説明
先生にかくれ教科書に絵を描きまくった少年時代。できたばかりのディズニースタジオに就職しアニメ映画制作に燃える日々から、ディズニーと大げんかしてスタジオを飛び出し絵本作家になるまで。アメリカの絵本作家B・ピートのユニークなイラスト入り自伝。1990年度カルデコット賞オナーブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
15
全頁にあるモノクロスケッチがとても興味深いコールデコット賞オナーブック ディズニースタジオで27年間働いた経験とウォルト・ディズニー氏とのエピソードが貴重(白雪姫、ピノキオ、ダンボ、シンデレラ、ふしぎの国のアリス、ピーターパン、眠れる森の美女、101ぴきわんちゃん大行進) 原題“BILL PEET An Autobiography” 元本1989年 1993刊2020/03/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
読み友さんのレビューを読んで。ディズニーでアニメ制作をしていたビル・ピートの自伝。幼少の頃の貧困すらも挿絵によって物語のように思えてきます。読むまで存じ上げませんでしたが、さすがアニメーター、読ませます(笑)ウォルト・ディズニーとのエピソードも貴重なもので、ウォルトも職人気質なのかなかなかキツイ人だったんですね。最後にはケンカ別れしてしまいますが、それが彼の人生のクライマックスではないことが救いでした。【1990年 コールデコット賞 オナーブック 】(日本で翻訳された絵本)2020/12/03
azuno
2
当地の図書館がシステム変更だか蔵書点検だかで10日ほどWebまでもクローズだったので読む本なくなり自分の本棚(蔵書?)から再読。でも読メで感想書いている方がいない。(登録10人だし。)でも、いい本である。まさに絵本でありイラスト付き自伝なのだが、やっぱり最大の魅力はウォルト・ディズニーの生の人柄に触れられる所にあると思う。(無論ピート氏の子供時代の思い出とかも魅力的なのだが。)ディズニーと手塚治虫ってなんかキャラクターまで共通点がある様な気がする。2018/10/02