出版社内容情報
子リスの住む森には“星がふる”という言い伝えがあります。ある日、病気の父さんに薬を買って帰るとちゅう、空を見上げると……。 幼児～小学校中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
132
ひろいひろい原っぱの、ずっとずっと向こうに、星の降る森があるという。星は空に浮かぶもの。それなのに落ちてくるの。毎夜、満天の星は輝いているけれど、空一面を探しても、たったひとつしかないという煌めく星はどこにあるのだろう。柔らかな心をもって、助けたい優しさをもって、じっと息をひそめて、不思議な気持ちに包まれて。胸の鼓動でいっぱいになると、空は金色に輝き、瞳を染めることでしょう。…森に棲むものたちに語り継がれている夢のような物語。この透き通る空を見上げる深い森を照らす星。その光がいつまでも降り注ぎますように。2021/12/28
hoguru
10
やんばる野生動物保護センターにて。2017/02/12
袖崎いたる
7
星と森、それを囲う動物たち。美しいイメージ。フクロウは途中からメインキャストじゃなくなるのかーい。2022/04/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
3
子リスが病気のお父さんの薬を買って帰る途中、夜空を見上げると、言い伝え通りの不思議なことが…。2019/06/02
