出版社内容情報
先秦より隋に至る五行説を蒐集し、組織的に整理・分類した書。その影響は国文学を始め、神道や仏教、民間の医学易学栄養学等にまで及ぶ。既に稀覯本である元禄刊本を底本とした陰陽五行入門。
中村 璋八[ナカムラ ショウハチ]
著・文・その他
内容説明
木火土金水に基づく五行思想は、中国だけでなく我が国においても、文化、生活等あらゆる分野で深く根付いている。本書は、五行思想に関する唯一の纏まった文献で、中国宋代では佚書となり、我が国に残された貴重な書。
目次
解説(五行大義の成立とその流伝;撰者、蕭吉の略伝とその著書;五行大義の日本への影響;五行大義編纂の意図とその構成 ほか)
本文(五行の意義;支干の意義;五行の本体と性質;支干と数 ほか)
著者等紹介
中村璋八[ナカムラショウハチ]
昭和26年東京文理科大学卒。現在、駒沢大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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