内容説明
「鏡」を掲げて40年。文芸・アート・歴史・新聞…。「地方」と鋭く切り結ぶ人と思想を読み解く文化記者のエッセイ集。
目次
わが青春グラフィティ
モンパルナス回想
詩人の魂が昇天する
「地方文化」という言葉
沖縄のこころを訪ねる
楠の樹は残ったが
古代九州の美と力
背に、ニヒルを負うて
地の底を河は流れる
戸馳島のイオマンテ〔ほか〕
著者等紹介
久野啓介[ヒサノケイスケ]
1936年、熊本市に生まれる。宇土高校、熊本大学法文学部卒。1960年、熊本日日新聞社へ入社。文化部、整理部記者、編集局長、事業局長、論説委員長、常務取締役・主筆、監査役など務めた。現在、熊本近代文学館館長。暗河の会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。