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野十郎の炎

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784751208052
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

3
世の中広い・・・ こんな人物がいたとは・・・ 階級性を嫌ってか、学者の道も画壇のあらゆる会派にも所属せず、まさに野に生き、野に果てる生涯を送っていたとは。そして西洋画ならラ・トゥールにように宗教的な雰囲気をただよわせる小道具として扱われる蝋燭を、それ自体に神性な、東洋的神仏の世界観を見せる作意は日本画の世界というよりも野十郎ならではの世界ではないかと思う。また、死後野十郎を発掘し、世間に広めた人々にも驚嘆する。そうでなければ栄光もなく、また自分も知る由もなかったのだから・・・2013/09/24

樹。

2
没後50年展を期に再読。 この本が描かれた時に失くなっていた「法隆寺 雨」が見付かって今は多くの人の眼を心を感動させていることに改めて感動する。また、本文中にも書かれている通り、野十郎の画材への研究の成果と言わんばかりに、発見時から見事な復活を遂げてみせた。 【孤高の画家にありがちな激情とか意志過剰のはみだしはない】この表現、正に、と思った。自分は彼のそうゆうところが好きなのだとも。2025/10/20

樹。

1
野十郎、好きだったのに伝記が有るのを知らずに居ました。慌てて読了。 ただただ画風というか作風が好みだったのですが、人物も好きになってしまった。 「法隆寺 雨」に潜むエピソードがぐっと来る。好きな画がもっと好きになった。2016/06/05

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