出版社内容情報
日韓の自動車産業はトヨタと現代の一人勝ちとなるのか? そして、日産と大宇は、いや、そのほかのメーカーは生き残れるのか? 日韓の専門家が自動車産業を<産業政策史>から<労使関係>まで、さまざまな視点から徹底的に分析した労作。いまだ混沌とした自動車産業の未来を見
内容説明
世界的に進む“合従連衡”の流れ。日産と大宇は生き残れるか、トヨタと現代のひとり勝ちに終わるのか。日韓の専門家が共通の課題認識をもちながら、“産業政策”から“サプライヤーシステム”までを比較分析した初めての試み。
目次
第1章 いかなる転換期にあるのか
第2章 政府の政策は成功したのか
第3章 コーポレート・ガバナンスの課題は
第4章 協調と対立の労使関係はいかに育まれたか
第5章 労使関係の相違が決定づけた生産システムとは
第6章 重層系列化と単層系列化の相違と今後は
第7章 次世代技術創出を可能にする開発組織とは
第8章 グローバル最適化にいかに対応するか
結章 今後の発展のために何をすべきか
著者等紹介
趙亨済[KangJongYeol]
1957年生まれ。ソウル大学自然科学大学卒業。同大学校大学院社会学科博士課程卒業。社会学博士。現在は、蔚山大学社会学部副教授
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