出版社内容情報
長期波動を知らずに世界経済は語れない。経済発展を基礎とした政治行動がどのような長期波動リズムを持っているか。コンドラチェフ波、クズネッツ波と景気循環を相関させ、景気と政治行動の関係性を実証。篠原三代平氏推薦の平成大不況解明の基本視覚を確定させる本。
内容説明
いま世界が直面している同時不況の構造を明解に分析。
目次
第1章 コンドラチェフの問題―物価の長期波動は存在したか?
第2章 長期波動についての諸説―コンドラチェフとその後継者たち
第3章 クズネッツの問題―成長の長期循環は存在したか?
第4章 成長サイクルの説明―クズネッツとキン
第5章 成長と物価の同調した動き
第6章 発展の諸局面と長波時計
第7章 エリオット波動の問題―別の長期波動リズムか?
第8章 アメリカ政治のサイクルとクリティカル選挙のタイミング
第9章 戦争と世界覇権のサイクル
第10章 星か、遺伝子か?予定説のイメージ
第11章 現在の時刻は?
第12章 われわれの将来―選択の自由はあるのか?