出版社内容情報
一九五三年、第二次帰国華僑の日本人妻として渡華し、天津針織廠という大工場に勤務しながら二人の子を育てた母親が、日中国交回復まで20年間の体験をリアルに綴る。生死を問われる緊張の中にありながら、女性の澄んだ感覚と思考で現代中国の内側をみつめた秀作。
一九五三年、第二次帰国華僑の日本人妻として渡華し、天津針織廠という大工場に勤務しながら二人の子を育てた母親が、日中国交回復まで20年間の体験をリアルに綴る。生死を問われる緊張の中にありながら、女性の澄んだ感覚と思考で現代中国の内側をみつめた秀作。