出版社内容情報
ベトナムのカンボジア侵攻、中越戦争など社会主義国どうしの、“わけのわからぬ戦争”によって悲惨な難民を生みだした遠因、近因、戦況、反響、見通しを、専門家のリアルな眼で分析し、社会主義のゆくえについて考え、動乱のアジアに位置する日本の進路にも言及する。
感想・レビュー
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大熊真春(OKUMA Masaharu)
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ベトナム戦争終了後の、ラオス、ベトナム、カンボジアあたりの紛争を直後に総括したような本。ようするに中国、ソ連、アメリカに翻弄されてかわいそうねってかんじかな。◆実は「カンボジア大虐殺 (本多勝一集)」で、「ポルポトの大虐殺はなかった説」の例としてこの本から引用されてたのでそれをもっとくわしく読みたかったんだけど、この部分はほとんどなく、不満だった。というか、本多氏がすでに全文引用して批判を加えていた。 新情報はなし。2014/09/17
