鶏まみれ

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鶏まみれ

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  • サイズ 46判/ページ数 440p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750519098
  • NDC分類 646.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

〈命をめぐり、考え、生きた日々の記録。〉



リストラ失職した夫が「養鶏しようかな」と言う。では最後は肉か?

と資格取得のため食鳥処理場に通い始めた。



夥しい数の鶏と働く人々。

私たちの肉はこんなふうに支えられていたのか。

感謝や驚きとともにさまざまな〝なぜ〟も湧きあがる。



ある日、同僚に訊ねようと顔を覗き込んだとき、何かちがう気がした。

この問いは社会に向けるものではないか──



〈『山と獣と肉と皮』『ニワトリと卵と、息子の思春期』に続く最新刊〉


【目次】

序章 それは見てはいけないものか?

第1章 踏み越えて、向こう側へ

第2章 なぜここは

第3章 ニワトリと卵とお金と、殺すこと

第4章 変わりゆく中で

第5章 どこへ向かうのか

あとがき

内容説明

命をめぐり、考え、生きた日々の記録。リストラ失職した夫が「養鶏しようかな」と言う。では最後は肉か?と資格取得のため食鳥処理場に通い始めた。夥しい数の鶏と働く人々。私たちの肉はこんなふうに支えられていたのか。感謝や驚きとともにさまざまな”なぜ”も湧きあがる。ある日、同僚に訊ねようと顔を覗き込んだとき、何かちがう気がした。この問いは社会に向けるものではないか―。

目次

第1章 踏み越えて、向こう側へ
第2章 なぜここは
第3章 ニワトリと卵とお金と、殺すこと(パンフレット;たまご屋さん、本格始動 ほか)
第4章 変わりゆく中で(移りゆく風景;赤ちゃんをみんなで待つ ほか)
第5章 どこへ向かうのか(オスとの会話;烏骨鶏ふたたび ほか)

著者等紹介

繁延あづさ[シゲノブアヅサ]
写真家。兵庫県姫路市生まれ。桑沢デザイン研究所卒。雑誌や広告などの撮影で活動。ライフワークに出産撮影がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

41
※本書は食鳥処理工場で働く様子をまとめた部分があります。そのためリアルな解体シーンや写真などが挿入されています。その旨ご理解のほどよろしくお願いいたします。本書は著者の繁延あづささんが体験した内容をまとめたもの!私としては、レコードのような雰囲気でした。A面・・・夫が養鶏を始めると言ってからの日常的。B面・・・食鳥処理衛生管理者を取るために食鳥処理工場で働く様子。A面のテーマは「家族の成長と苦悩」 B面のテーマは「命をいただく場とそこに勤める命」かなと思う。2026/04/22

柚木あんづ🍉

20
すごい本だった。一度失ったにわとりやひよこたちとの繋がりを取り戻し“殺して食べ物に”してくれる人がいるということを“思い出す”ような感覚。「もしそうだとしても、それでいいのかな、という違和感が私にはある。毎日たくさんのニワトリたちと、殺す役を担う人や、汚れながら働く人たちを見ている。それは私にとって空気のようなものでもなければ、透明でもなかった。むしろ、汚物と臭気の中からもっともとうといものを取り出すような、とてつもなく衝撃的な光景だった」(とうといに傍点)繁延さんの写真にも心奪われた。美しいんですよね…2026/05/27

まいぽん

17
タイトルが絶妙。夫が養鶏を始めるから、私は鶏を自分で捌ける資格(食鳥処理衛生管理者)を取得したい。そのために食鳥処理の事業所で3年働くぞ…作者(写真家、繁延あづささん)である彼女が勤務するのは比較的機械化がされていない食鳥処理場。業務は手作業の部分が多く、まさに鶏の血と糞と内臓にまみれるという壮絶さ。彼女が尊いと感じるその仕事は最低賃金。従事者の多くは高齢者と障害者と外国人。お店で売られているきれいな肉からは見えていない世界。食、命、無茶苦茶色んなことを考えさせられる超絶凄い本。2026/06/11

アカツキ

13
会社を退職した夫が養鶏所を運営すると宣言。著者は産卵率が下がった鶏を食肉販売できる資格を得ようと食鳥処理施設で働き始める…。「ニワトリと卵と、息子の思春期」の続編。食肉処理場のリアルが書かれたノンフィクション。スーパーの食肉コーナーからは見えなかったところを知る面白さがあるが、壮絶な現場と最低賃金、世間の無知と偏見のトリプルショックが待ち構える。私たちは食べているのは若鶏、実際には生後7週間の子どもだという。高齢者が鶏はもっと味が濃くて美味かったと言うのは、この辺にも理由があるのかもしれないなと感じた。2026/05/15

polpol

12
食鳥処理工場に勤め出したカメラマンのルポルタージュエッセイ。私たちが食してる肉は元は生き物であるという当たり前のことに気付かせてくれた。誰かが殺して肉にしてくれたものを食してる。せめて美味しく食べないといけないなと思う。他の著書も絶対読まねばと思った。見えないからといって無いわけではないという事を、改めて考えたい。ページに挿しこまれる写真がどれも良く、著者の意図を誤解なく伝える一端を担っていると思う。2026/05/28

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