亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅤ<br> ドイツ戦後史 1945?1955 - 瓦礫の上の民主主義

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亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅤ
ドイツ戦後史 1945?1955 - 瓦礫の上の民主主義

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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784750518893
  • Cコード C0022

出版社内容情報

【なぜドイツ人はファシズムと決別できたのか】



だれもが略奪に加わった戦後数年間を、人々は「狼の時代」と呼んだ。

権力に空白が生じた、その秩序なき時代に、

人は互いに反目し、猜疑の目を向けながらも

新しい道徳、自由、平等を作り出していった。



ドイツを改変しようする戦勝国の思惑を超え

清濁を合わせのみながら民主主義を紡いでいく、

その光と闇を克明に描き出すベストセラー。



***



第二次大戦は、ドイツの都市を瓦礫の山と化した。

そこは、新しい社会を築くための実験場となった。



廃墟を片付ける女性たちの自立と連帯、

ダンスや恋愛に興じ、刹那を生きる都市文化の広がり、

闇市をしたたかに生き抜く子供たち……

飢えと暴力が深刻化する極限の状況においても

ドイツの民衆は、日々を生き延びる活力を失わなかった。



アメリカ、ソ連の文化政策を激しく拒絶し、

自身の責任から目を逸らしながらも

ドイツ人はやがて、身の回りの変革を通して

自己の精神を変革し、新しい文化を育んでいった。



後の世代から厳しく非難され、これまで顧みられることがなかった戦後の数年間。

豊富な資料をひもとき、市井の人々の暮らしに目を向け、

その時代が宿していた新たな社会の萌芽を見出して

国内外から高い評価を受けたベストセラー。


【目次】

はじめに

1.零時?

2.廃墟

3.大移動

4.ダンスへの熱狂

5.リーベ一九四七

6.盗み、配給、闇市場の取引──市場経済へのレッスン

7.経済の奇跡と不道徳の不安

8.再教育者たち

9.芸術と民主主義のデザインの冷戦

10.抑圧の音

あとがき 幸福

謝辞

訳者あとがき

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