人類学は何ができるのか―不安な時代を生きるための方法

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人類学は何ができるのか―不安な時代を生きるための方法

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750518831
  • NDC分類 389
  • Cコード C0010

出版社内容情報

分断が深まり、社会が内向きに閉じていく時代に

外部への風穴を穿つことはできるのか?



トランピズムが覆い尽くす現代世界の「根本的に不可能な生」を引き受けながら、

それでも他者と公平に関わり続ける倫理はいかにして可能か。



【アメリカ人類学の俊英が描く、来たるべき人類学の可能性】


【目次】

序章  人類学者の中で、一人のエスノグラファーとして 

第1章 手元の世界──科学と文学のあいだ 

第2章 経験という方法──読む、書く、教える、フィールドワーク 

第3章 まだ来ぬ人間性のために──政治、芸術、小説、エスノグラフィー 

終章  批評家としての人類学者 



謝辞 

『人類学は何ができるのか』解説に代えて──訳者・奥野克巳に訊く 

原注

内容説明

分断が深まり、社会が内向きに閉じていく時代に、外部への風穴を穿つことはできるのか?「根本的に不可能な生」を引き受けながら、それでも世界と関わり続けるために―。

目次

序章 人類学者の中で、一人のエスノグラファーとして
第1章 手元の世界:科学と文学のあいだ
第2章 体験という方法:読む、書く、教える、フィールドワーク
第3章 来たるべき人間性のために:政治、芸術、小説、エスノグラフィー
終章 批評家としての人類学者

著者等紹介

パンディアン,アナンド[パンディアン,アナンド] [Pandian,Anand]
ジョンズ・ホプキンズ大学人類学教授。2025年まで文化人類学会(Society for Cultural Anthropology)の会長を務めた。加えて、急進的なエコロジー的想像力と協働のためのコミュニティである「エコロジカル・デザイン・コレクティブ」のキュレーターとしても活動。現在は家族とともにボルチモアに暮らし、荒廃に向かう地球の未来を取り戻すことをテーマにした新たな書籍に取り組んでいる

奥野克巳[オクノカツミ]
1962年生まれ。文化人類学者。立教大学異文化コミュニケーション学部教授

花渕馨也[ハナブチケイヤ]
1967年生まれ。文化人類学者。北海道医療大学看護福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ひつまぶし

4
フィールドワーカーが何をしているかという話として読むと共感できるところや面白いところが多々あったが、結局は人類学の話なんだなと思った。人類学者が研究者として誠実であろうとすれば人類学のあるべき姿を模索するのが当然といえば当然だが、そういう書き方をされると人類学者でない者にはどうでもいいなという気になる。特に第3章はまったくついていけなかった。なぜ本書を訳したのか、最後に訳者による説明が対談形式で語られているが、やはり人類学者にとっての、門外漢にはよく分からないこだわりがありそうでよく分からなかった。2026/06/06

ぼくバジル

0
人類学はあらゆる境界を超える学問、あるいは境界を曖昧にする学問なのかもしれない。フィールドワークを通して知り得る知識は、研究対象を客体としながら、研究者の主体やその知識が成果に入り込んでくる。小説にもフィールドワークが必要であり、小説家と研究者、研究対象と研究者の境界も曖昧になる。言葉が物事の本質を捉えるとする呪術と言語で示す科学の概念も「程度のちがい」以上の差異はない。横断的とも言える。民族の優劣や人間上位の考え方はもはや古典。興味本位でのぞき見する学問?だった人類学の本質が分かったような気がした。2026/05/09

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