出版社内容情報
世界初?の花粉症アンソロジー!
待望の刊行決定!!
共に泣き、共に洟(はな)をたらし、共にくしゃみする、
日本の約6000万人の花粉症患者のみなさんに捧げます。
編者:直木賞候補作家・岩井圭也!
涙と鼻水なくして語れない!!
笑いと共感の嵐を巻き起こす
45名の花粉症エッセイだけを収録した
前代未聞のアンソロジー!
花粉症の人はもちろん、そうでない人にも面白い。
花粉症あるある&リアルを赤裸々につづるエッセイ集!
内容説明
花粉症は、いつかあなたのもとにもやってくる!?一家に一冊!花粉症の人はもちろん、そうでない人にも面白い。花粉症あるある&リアルを赤裸々につづるエッセイ集!45名の花粉症エッセイだけを収録した前代未聞のアンソロジー!
目次
1(楽器じゃなくなった日(ひらいめぐみ(ライター))
花粉という名の服を着て(本間悠(佐賀之書店店長)) ほか)
2(ひとつ屋根の下(光用千春(漫画家/イラストレーター))
母と息子のDNA(五十嵐大(作家)) ほか)
3(ティッシュ・コミュニズム(綿野恵太(批評家))
症状と自由(pha(作家/蟹ブックス)) ほか)
4(花粉症って言うな!(インベカヲリ★(写真家/ノンフィクション作家))
なぜ耳鼻科の待合室は混雑しているのか(岩井圭也(小説家)) ほか)
5(旅の力と花粉症(石川直樹(写真家))
宇宙最強レベルのアレルギー(宮崎智之(文芸評論家)) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
152
岩井 圭也、5作目です。著者編、世界初?の花粉症に纏わるアンソロジーエッセイ集、ほとんどの書き手が初読でした。 私は、軽い花粉症ですが、どうせなら花粉症真っ盛りの時期に読みたかった。 https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1202 2025/07/01
みかん🍊
76
岩井さんのエッセイかと思いきや、花粉症に纏わるアンソロジー、花粉症には長年悩ませられているので興味津々で読んだが、存じ上げない方も多くつい流し読み、今や花粉症は国民病、春になれば、春じゃなくてもマスクとティッシュを手放せない、みんな大変なのねと思える1冊でした。2025/06/29
はっせー
49
本書は花粉にまつわるエッセイをまとめた作品となる。皆さんそろそろスギ・ヒノキ花粉も落ち着いてきたかと思う。春先のあの苦しみいや😭私もそろそろ花粉症なのかな?ってと思い始めた感じだ。花粉症は国民病とも言えるほど発症者が増えている!そんな花粉症に関してなんと45名の筆者が思いの丈を述べている😂そのお話がどれも秀逸だ!面白いし辛さがここまで伝わる。読んでいて鼻がむずむずする感覚を味わえる😂2025/05/15
かんらんしゃ🎡
44
もう口ひげやめよう。ティッシュ2枚で鼻をかむ。それを続けて2回。して一日何度も繰り返す。鼻の下のひげには拭い切れない鼻水がこびり付いてる事だろう💦 そもそも、ひげに花粉がくっ付いて息をするたび体内に入ってくる気がする。ひげはもう落とそう…のような同じ痛ましさを持つ40数人。読んでるとページの間からふんわり花粉が飛んできそうで10人で止めた。その後で「スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカバ・イネ花粉・ヨモギ・ブタクサ」ってぇ花粉七草(季節順)なんぞを作ってみた。2025/11/01
ゆっき
38
目の付け所がさすが岩井圭也さん。まさかの世界初花粉症エッセイアンソロジーとは。いろいろな職種の方が綴ったエッセイが面白かったです。今のところ花粉症とは無縁ですが、岩井圭也さんの巻頭言の通り花粉症の実態をいやというほど知りました。木爾チレンさんや寺地はるなさんのエッセイも読めて得した気分でした。2025/06/08




